湖岸での投網。群れをとらえたかに見えたが…(午後5時ごろ)
土曜日のこの日、釣りの人が引き上げる夕方を狙い、琵琶湖大橋を渡った湖西で投網をやる。
川でなく琵琶湖で投網をやるとき、岸近くまで魚が寄っているかが最大のポイントだ。
魚が岸に寄ってきているかどうかは、現地に行ってみないとわからないが、この日は気温が30度を超す真夏日で、風も穏やか。根拠はないが、いけるような気がした。
運よく、堤防は無人で、上から見下ろすと網が届く距離にコアユの群れがいる。
あとは網をかぶせるだけじゃないかと思って、群れの中心めがけて網をおろす。
期待して網を引き上げると、1匹しか入っていない。
1匹だけ入った
網が群れに届くまでに、逃げられてしまった。
堤防の上は、水面まで距離があるので、魚が逃げる隙を与えてしまったのか。
コアユすむ琵琶湖
つぎに浜に降りると、浅場に群れ発見。
清流の女王といわれる鮎だが、流れも波もない湖の石底で苔をあさるコアユの群れは、まるで海の漁港内でよく見られる小ボラのよう。
これはちょろいぞと網を構えると、投げる動作に入ったところでサーっと逃げられてしまった。
向こうからもこちらが見えているのであった。
そこで、次に群れを見つけたときにはモーションを小さくして、投げる動作を素早くしたところ、ひと網に4匹。ただ、群れは100匹くらいはいたはずだが…。
どうしても網が届く1秒かそこらの間に逃げられる。どうすればいいのだ。
ここまでの場面を頭の中で再現した。
群れが逃げていくとき、沖の方向か岸と並行した方向に動き、岸に向かって逃げることはない。
これを考えると、群れの中心をめがけて網を打つのではなく、網の中心をやや沖にずらして投げたほうがいいのか。
やってみようとしたが、だんだんと日が傾くとともに群れも見られなくなって終了した。
この日の成果
捕れたのは9匹にとどまった。
魚はたくさんいたのだ。熟練した人なら、100匹くらい捕れていてもおかしくはなかったと思う。
数年にわたり網を投げ、投げた網を狙った場所に広げるくらいまではできるようになったが、魚に悟られぬように投げるとか、あるいは逃げる魚を逃さない技は未熟であることに気づかされた。


