滋賀国道事務所から、井戸水の水質検査の結果が先日届いた。
この調査は、国道8号バイパス(栗東市〜野洲市)で予定されている橋の新設工事で、流域への地下水の影響を調べるために前もって行われた。無料で、井戸水の水質検査をしてもらえるなんて、ラッキーだ。
その結果は、井戸敷設当初にじゃっかん検出されていた一般細菌が、今回は不検出となっていた。
前回(2016年5月26日記事「井戸水検査結果」参照)は1ミリリットル当たり280個の一般細菌が検出されて、水道水の基準となる100個以下を上回り「不適」となったが、今回は不検出。
他の値も、軒並み基準を大幅に下回っていた。
ということで、この井戸水、そのまま飲んでも大丈夫、という結果となった。
これはうれしい。
さらに別紙では水量の調査結果もあり、1分間に18リットル。
150wのホームポンプにしてはまあまあの値だった。
それにしても、なぜ細菌が消えたのだろう。現在は井戸ポンプで、メダカ池のために常時、水をくみ上げているが、それが好影響したのだろうか?
あるいは敷設時、管かどこかに細菌が付着していたのか?
この国道事務所による調査は、何年か後に橋が完成した後にも行われる予定なので、その時にさらに詳しいことが分かるだろう。
水質を見ていると、酸性アルカリ性をあらわすph値が6.36で、中性(ph7)を下回り酸性に傾いていた。
これは、浅井戸の場合一般的に、植物が分解した有機物などの影響で、酸性に傾きがちになるようだった。
これが前回、蛇口の金属が腐食した原因になったのかもしれない。