
池の水草を一部刈って水面が見えるようにする
7月上旬に湖国を襲った猛暑はこのところ勢いがおさまり、けさの彦根の最低気温は21.4度とまるで6月に戻ったような気候。
最高気温も30.6度と夏の晴れた日としては涼しいほうで、何より湿度が低めの様子で日陰が涼しい。
毎年のことだが梅雨時期以降、庭に蚊が濃くなり、軽減策として草刈りを挙行。きょうはそれほど暑くないのを見込んでのことだが、きょう1日ですっかり刈ることはできない。
メダカの第2次池は昨年同様漏水を始めたが、このところ小康状態を保っている。
午前7時半ごろと午後5時半ごろに給水をしているが、給水から約7時間後の午後2時半にみると、水位はマイナス約2.5センチとさほどの減水ではない。
夏至の前後ころはもっと漏水が激しかったような気がする。水位が減るのは漏水だけではなく、やはり植物が根から水を吸収して茎をのぼり、葉っぱから蒸散させるといった作用や、表面からの蒸発もある程度は影響しているのではないだろうか。そのことはまた、来年の早春にでも底を掘り返してみて、樹木の根がだいぶ粘土層に伸長していたら裏付けられるだろう。
池の表面は成長著しいホテイアオイはじめ、トチカガミで水面がほぼ覆われてしまった。これでは水の中が観察できないので、トチカガミの葉をちぎって、水面が見えるようにする。

水草の根に似たメダカの背中
すると陽が差す場所を求めるかのように大小のメダカが集まってくる。数ミリのやつから1センチくらいのもの、3センチ以上ある親魚までいろいろだ。
メダカの背中には白い筋が走っているが、これが水草の根とまぎらわしく、なぜメダカの背中にはこのような筋が入っているのかを理解した。
水中からくぐもった「ケケケケケ」とという音が聞こえてくるので水底を見るとツチガエルがいた。カエルは水中でも鳴くことができると初めて知った。

トノサマガエルと目が合う

〈おまけ〉梅を干す