2020年10月25日

箕面大滝

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有名な箕面の滝を見に行った。
まだ紅葉シーズンに入っていないのでそこまで人出はなかったが、大阪府なのでそれなりに混雑していた。
天気がよくて、滝の水面近くに虹がかかっていた。
滝が南側に面しているから昼ごろ、日差しが当たるのだった。
水しぶきのミストがスクリーンとなって虹が出るようだった。思ったよりもいいものだ。
江戸時代の頼山陽の漢詩の碑もあって、数人で大人の遠足で訪れたようだった。昔から景勝地だったようだがそれもうなずけた。
これは12月の雨の後の晴れた日の正午前ごろに来ると、虹が高くなっていいかもしれない。



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2020年10月15日

犬川

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長岡京に犬川という川があった。
西山山麓から発し、小畑川と合流して、桂川に注ぐ小さな川だった。
滋賀県には犬上川という川があるが、動物の名前そのものずばりの名前とは。
あと、滋賀県には狼(おおかみ)川という川もあるが、これは地名の「老上(おいかみ)」から来ているとされている。
犬川にはどういう由来があるのだろう。


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鴨や亀が見られた犬川

堤防は高くて、角度もあり、川の中に近づくのは難しい。
大雨になると水かさが増すのかもしれない。

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2020年07月17日

法金剛院のハス

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満開のハスの花

山陰本線・花園駅は雨の中。
京の花の名所、法金剛院を訪れた。
花園、ここは30年以上前、受験のため鳥取県から京を訪れたときに泊まった宿があった思い出の地。
丸太町通にあったその宿はなく、古かった駅舎も高架駅に。
でも妙心寺前の丸太町通のカーブやアップダウンの感じは昔のまま。
そこで初めて知った「餃子の王将」も、二階建ての建物になって繁盛している。

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ハスで埋め尽くされる庭園

ハス見学は2日前までに予約が必要で、受付では検温も。コロナ対策で庭園だけの見学となった。
そのためか見学者はそれほど多くなくて、静かで庭園の情趣を楽しめた。

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境内案内図

平安初期に貴族の別荘として開発された法金剛院。
その由来を、下の写真にアップした。
「法金剛院」と名付けたのは平安末期の待賢門院で、今に伝わる庭園とかはこの時に造営されたのではということだった。
京都で平安時代のようすがわかる庭園や建築は案外少なくて、貴重な機会だった。

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法金剛院の案内看板

ホテルなどの観光開発が近年急速に進む京都だが、右京の花園駅前は案外静かだ。
法金剛院は丸太町通の花園駅正面にあって、静寂に包まれる。
右京の静寂はうちが守ると主張しているような。

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傘の花

塀の外の車の音も庭園の緑に吸いとられ、俗界とは遮断された浄土のような庭園。


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庭園のハス

庭園のハスは水面から高く伸びて繁茂し一風変わった風景だ。

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現存する国内最古の人工滝、青女の滝

そして見たかったのが、現存する国内最古の人工の滝「青女の滝」。
どんなだろうと見てみたら、巨石を組み合わせ、まるで古墳の石室のような趣だった。
もしかしてその石室づくりの技術が転用されたのか。あんまり自然のミニチュア再現といった感はなく、いかつい見た目だ。
石は垂直よりも内側にへっこんで水が空中に落ちるようになっている。
そのサイズ感、部屋のようにくぼんだ滝の形状から、もしかして、滝の下に人が立って、水ごりができるように設計されたのかも、などと思ってしまう。
ともあれ、池の上流に滝があって、やっぱりこれは、水が山の源流から来て池に注いでいることを表しているのではないかと思った。

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池の洲浜とコイ

滝の下流にある池は、説明板によると昭和45(1970)年に発掘されたとある。上に建物が立っていた時代もあったようだが、池は平安時代の形をとどめているとみられる。

一角には丸石を用いた洲浜があって、コイが浅瀬に群れていた。
池の洲浜は、近年平安時代のつくりが復元された平等院鳳凰堂の池にも見られるが、この洲浜も平安時代の意匠だったのか。

やせたコイが背中を出して、浅瀬の石についた藻のあたりを盛んに食んでいる。
必要以上の餌は与えないのだろう。なんというか寺全体から質素な雰囲気がにじみ出ている。

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ハスの水滴

鉢植えのハスは間近に見られて良い雰囲気。
小雨の中、葉に落ちる水滴がころころとはじかれていくのも趣があった。
やっぱり庭園に池は必須であったのだなあと、平安貴族の庭づくりを思った。


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2019年06月16日

京都迎賓館の池

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京都を訪れた母の希望で京都迎賓館を見学した。
京都迎賓館は京都御苑の中の北東のあたりにあった。
当日、10時前に入口前につくと、テントがあって受付をしており、受付をすると地下に駐車スペースへと連れて行かれた。

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截金の室内装飾

ガイドの案内で迎賓館を回った。
パーティー会場や、最後には豪華版の料亭のような部屋を見学。

京都工芸界の総力を結集した調度品に見入った。
江里佐代子氏の截金(きりかね)の装飾が見事だった。仏像を飾るために発達した技術が、仏像を離れ純粋に室内装飾として成立している。シンプルで木の肌に合って豪華だった。早世が惜しまれた。

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スイレン生え、ニシキゴイ泳ぐ

迎賓館は平屋で「ロ」の字をしていて、池を取り囲む形となっていた。
ロの字の内側のほぼ全部が池で、その真ん中を、屋根の付いた木製の渡り廊下が通っている。
ここまで広々とつくられた池のつくりに驚いた。

池はたいそう広い。ガイドの人に聞くと、水は隣の梨木神社と同じ水源で、地下から引いて、それを循環させているのだという。
いまこうした池ではニシキゴイよりもメダカを放す池が多くなってきたが、京都迎賓館の池では色とりどりのニシキゴイが泳ぐ。
小さな稚魚もいる。
池底は角ばった石でできていて、緑色の苔がついている。

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池遊び用舟

ブータン国王夫妻が遊んだという船も。専用港がかっこいい。
これだけ広い池なので、舟もこぎがいがあるだろう。ただ、池が浅いので平底の小舟だ。

池で舟遊びは平安朝から伝えられる。広い池の庭園は、もともと盆地内の各所に池がみられた京都ならではのものかもしれない。
池に目が奪われた迎賓館めぐりとなった。

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2019年05月26日

トンボ池

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京都御苑のトンボ池(午後2時ごろ)

京都御苑のトンボ池が公開されているというので見に行った。
トンボ池は御苑南東の丸太町通に近い場所にあった。

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池へのゲート

このような池があることを知らなかった。
京都は先日が34.2度、この日も33度を超す5月としては記録的な猛暑。
だけど湿度は低めで、木陰に入るとだいぶ涼しさを感じた。

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循環水と、地下水も混ぜているという流れ込み

池は一辺が20メートルくらい(目視)で全体に浅い。
西半分は植物に覆われている。
上の写真のように、管から勢いよく水が流れ込んでいて、これが池を巨大な淀みと化するのを防いでいる。
勢いよく出ている水は、循環式で、地下からくみ上げた水も混ぜているという。

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ハンゲショウ

広い葉っぱの植物はハンゲショウということで、湿地に育つ。
背の高い細い葉っぱはガマ。
これらは植えたものではなくて、自然にまかせているうちに生えてきたのだという。

細くて水色などの色をしたイトトンボも飛んでいる(技術的に撮影できず)。

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モリアオガエルの卵

そして池の上に伸びた枝には、モリアオガエルの卵があった。

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モリアオガエル

モリアオガエル、見学者の注目が集まっているので、それは草の中にいることが知れた。
黄緑色で、滑らかな質感の皮膚。まるで草餅のよう。いつまでも草の上の同じ場所にじっとしている。

モリアオガエルがこんな街の中にいるとは思わなかった。
係員の人に聞くと、モリアオガエルは、産卵の時には池に集まってくるが、それ以外の時期は、森の中で過ごしているという。案外、水辺から離れた環境を好むのだそうだ。

平地田んぼ地域に育った筆者としては、身近なカエルとしては、トノサマガエル、ツチガエル、アマガエル。
自宅のメダカ池は、ツチガエルが優勢となってきて、夜、ディーゼルエンジンのような鳴き声に悩まされる。
しかし、モリアオガエルの鳴き声はそこまで油感はなくて快適とさえいえる。


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トンボ池の説明

このトンボ池は、もとは苗木を育てる場所だったのが、今から25年前に防水シートを敷いて池としたのだそうだ。
人為的に動植物を持ち込まず自然にまかせて、生えてくる植物や入り込んでくる動物、昆虫を観察しているという。
するとこのようにモリアオガエルや、何種類かのイトトンボが見られるようになった。

魚ではドジョウ、モツゴがいるとのこと。そして案内看板では、メダカも生息しているらしいが、水面を眺めて魚は見られなかった。
これだけの規模の池で、魚が見られない池というのは意外な感がする。

池の主役は魚、と思っている筆者のような人間にとっては、魚の見られない池はまるで、具があって麺がないラーメンのように思われた。
しかしそれは池というものをせまくとらえた見方なのかもしれない。

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池の生物の説明版

京のまちなかにたたずむ本格ビオトープ、トンボ池。
貴重植物を守るという理由で公開は年数日に限られている。
水草の生え方なども年によって変わるのだそうで、長期にわたる生態の変化が観察できる。
公開日が少ないが、日が合えばまた訪れてみたい。













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