2017年08月05日

海中から戻ったカメラ(水中貝拾い)

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着払いゆうパックで届いたのは、先月購入したばかりの防水コンデジ。
福井県の若狭和田海水浴場から届けられた。

先日、同海水浴場を訪れ、サア帰ろうとしたときに、カメラがないことに気づき、浜や更衣室などを探し回ったが見つからず、ライフセーバーの事務所に紛失届を出して現場を去ったのだった。

見つかる望みは薄いだろうなとあきらめかかっていたところ、後日、見つかったとの電話あり。筆者があきらめて帰った次の日、海の中で拾われたのだという。

届け出た人は名乗らずに帰られたという。カメラはお金で買えるが、思い出を撮りなおすことはできない。お礼のしようもないが、何とありがたいことだろう。届けてくださった方、本当にありがとうございました!

というわけで、1日ほど砂底に横たわっていたカメラから再生されたのは、盛夏の海水浴の思い出だった。

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若狭和田海水浴場

7月31日に訪れた福井県高浜町の若狭和田海水浴場。
浜が広くて遠浅なここは、若狭湾でも最も人気があるビーチ。月曜日だったので、浜近くの駐車場があいていた。

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この日は曇りの予報だったが昼前から青空が広がり、海の青みが強まってきた。日本海は、太平洋にくらべるとちょっと緑色がまじっているように見える。

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沖の浮き台下にいるイシダイ幼魚

沖の浮き台を目指す。そこは水深3メートルくらい。子供は、浮き輪をつけてだが足が届かないところでも怖がらなくなった。

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拾ったヒトデ

海には、琵琶湖にはいない生物がいろいろといるので、観察するのも楽しみの一つ。
砂底には、星形をした平べったいヒトデがはっていた。

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砂底でとれたヤドカリなど

あと、砂浜に多いのがヤドカリだ。
エビ、カニは淡水でもいるが、ヤドカリは海にしかいない。
ヤドカリを探しているうちに、砂浜の中でもヤドカリが多いポイントを見つけた。
それは、岸から20メートルほど進んだ地点で、そこはいったん水深が1メートルくらいまで深くなり、そこから先はまた浅くなってひざ上くらいの浅さになる。

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砂を掘るとヤドカリが

そこの場所では、感触がちょっとふわふわしていて、足が砂に埋まるような柔らかさがあった。そこの砂を掘ると、じゃんじゃんヤドカリが出てくるのだった。

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砂底の様子

海底の様子をみると上の写真のようで、貝殻もたまっているようだった。
貝殻は浜に打ち上げられるだけでなくて、海の中でも、貝がたまるポイントがあることを発見した。

このようにして午後3時まで過ごしていたら、すっかり背中が日焼けし、カメラが水中に落ちたのにも気づかなかったのだった。

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拾った貝

かくして海の思い出は届けられた。

貝の一部を、家に持ち帰った。
上の写真の貝は、みな、水中貝拾いによるもの。
ベニガイ(ピンク色)や、つやつやしたマクラガイ(右上)など、いろいろな貝が拾えたのでよかった。

日本海側でこれだけ多彩な巻貝が拾えるとは思わなかった。
これからは、夏場の海水浴を兼ね、水中貝拾いも面白いかもしれないと思ったのだった。

 


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2017年02月13日

貝殻を訪ねて2017

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浜への入り口

鳥羽沖の菅島へ定期船。抜けるような青空広がる。

年1度、冬に「貝拾い」をし、紀伊半島を南下したが、カラフルでいろんな形をした貝が無限に広がっているとの妄想とは大違いで成果があがらなかった。

そこで今回、本州の海岸から離れ、島に向かった。
鈴鹿峠を越えた関駅で車を停め(駐車料金300円)、JRを亀山経由で津へ、そこから近鉄特急でで鳥羽まで行く。
鉄道を使った方が、居眠り運転が防げるし、料金を調べると高速道路よりも安上がりだった。
鳥羽駅で降り、屋根付きの通路を歩くこと10分、港へ。
市営の定期船で15分(500円)で菅島に着く。

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海と岩

硬そうな岩が斜めに傾いた縞模様を見せていた。
岩の感じは昨春、愛知県の豊橋の山を登った時に岩によく似ている(2016年3月23日「岩屋観音と葦毛湿原(上)参照)。岩脈が海を越えてつながっているのだろうか。島の南側には採石場があって、この硬い石が新幹線のレール敷石などに使われているという。

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しろんご浜

港から海沿いに北上し、神聖な浜「しろんご浜」を見る。白髭神社という神社があり、琵琶湖岸の神社を連想させた。この浜は年1度の祭りの時以外は禁漁となっているという。ここでは景色を眺めるにとどめる。この日は大潮で、午後1時すぎが干潮で潮がずんずん引いている状態。

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神島と渥美半島

沖の方に目を移すと三角形をした神島と、その奥に渥美半島が見えた。伊良湖岬は島の左側に見えた。

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畑と野鳥

いっぽう島の中は鳥の鳴き声がよく聞かれ、ツグミ、メジロ、ヒヨドリなど多数。完全な山林より、畑とかがある場所のほうが多くて、鳴き声もうるさいくらい。坂道をのぼったあたりのネギ畑で、鳥を撮影していると風に乗って香気がただよってきた。

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菅島灯台とスイセン

藪を抜けると灯台がありスイセンが一面に咲いていた。これが香気の元のようだ。盛りをちょっと過ぎたようだが灯台をバックに趣があった。1873(明治6)年竣工という菅島灯台は、現役で最も古い灯台ということで登録文化財。

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ツツジがもう咲いている

さあここから、山の上の道を少し南下すると「おんま浜」への入り口案内があり、急な坂を海岸へ降りる。約60メートルの高さから下り、冒頭の写真のような光景が現れた。

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浜と岩礁

そこは岩礁が点在する浜で海は青く澄んでいる。
太平洋は日本海よりも緑色の成分が少なくて青色が濃く見える。
その色に、日本海にはない南洋の片鱗を感じる。

巨岩が崩れてくる.jpg
崩れる巨岩

背後を振り返ると巨岩が山の急斜面から次々と崩れ落ちてきており、中には崩落途中みたいな岩もある。直撃されるとひとたまりもないだろう。長居すると危ないかも。

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マツムシガイなど

浜の砂は、細かい玉砂利のようで、一部にもっと細かい砂も。

漂着物が多くて、いちばん高いところにはペットボトル、真ん中あたりには海藻が数列。

カイメンと海.jpg
海綿と海

手のひらよりも大きなカイメンがあって、これを砂浜に立て、海をバックに写真を撮った。風が強いので何度も倒れてしまう。

昔はこれをスポンジ代わりに使ったという。漂着物の海綿は干上がって固くなっている。こんな立派なやつは日本海では落ちていない気がする。昔、海綿を持ち帰ったんだけど、磯臭くてたまらなかった。

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カニの殻

蟹の殻も多くて、甲殻類が豊富なようだ。日差しを浴びるとそうなるのかどれもゆでガニのように赤くなっている。

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何かの海洋生物の殻

いっぽう、貝はほとんど落ちていないように見えるが、海藻を取り除くと、マツムシガイが出てくる。マツムシガイは模様がきれいだけど割とどこの海でも見られる。

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カモメガイ?

二枚貝は、岩についているイガイ、カキ以外はあまり落ちてなかった。半透明で薄い皮のついたカモメガイの仲間とみられる貝があった。

あとはカサガイ類、クボガイなど。「もうひと押し」と思いながら探すんだけど、それらを上回るものが中々出てこない。何というか、もうちょっと見た目もきれいな、部屋に飾っておきたいようなやつはないだろうかと、探すが、全般に小さな貝しかない。

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肌目のきれいな岩に貼りつく笠貝

そうするうちに時間が近づいてきたが、ふと、拾った貝を入れた袋を探すとなぜかかばんの中になく、浜のどこかに置き忘れたことに気づいた。慌てて探し回るが、風で飛んでしまったのか、どこにも見当たらなかった。

まあ大した成果はなかったんだけど衝撃を受けた。一体何をしていたのかと。袋をふたつに分けていて、ひとつは持ち帰ったことだけが幸いだったが、そちらの袋は大雑把な貝殻を入れたやつだった。

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鳥羽の昼下がり

晴れ渡った鳥羽の空のもと、船で戻る。

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帰りは鳥羽からJR快速「みえ」で津まで、そこから紀勢本線、関西本線で関まで逆戻りして16時48分。車に戻り、6時に帰着した。鈴鹿峠はふぶいていて、まるで山陽から山陰に帰るときのような天候の変化。

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貝類

このような乏しい結果に。

2013年から年1度、場所を変えて貝拾いを行ってきたが中々成果が出ない。
今回は、打開すべく島を目指したが、期待したようにはいかなかった。
次、どうすればいいのか。これは一層難しくなってきた。

posted by 進 敏朗 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 貝拾い記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

浜辺の貝殻やガラス片

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島根半島と海、空

朝から電車で帰省。連休初日の混雑、新幹線は立って過ごしたが、「やくも」は、始発の岡山駅ホームで30分ほど並び、自由席で座れた。

午後から、母の軽を借りて空家となっている母方の祖母宅に行く。一応、筆者が後を頼まれているのだが、今年の夏は盆も帰省できなかった。

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〈おまけ〉漁港の猫

途中車を停め島根半島を見る。曇り空で、今にも降り出しそう。

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砂浜に沿った波音の聞こえる町。
祖母宅に到着すると、浜に出てしばらく歩いた。

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波打ち際

波打ち際を見ると、波が描いた曲線状に、細かな貝とかが集まって白い線を描いていた。

貝殻拾いをするときはこういうところを重点的に見て歩く。

思えば筆者の貝拾いはこの浜で始まったのだった。

しかし今日は貝拾いを目的に来たのではなかった。袋は持っていない。貝を観察して、写真に撮ってみるのはどうだろうと思った。

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タマキガイ

これはタマキガイ。殻が厚くて割れにくく、完全な形で打ちあがっていることが多い。けっこうよく見られる。

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タコノマクラ

タコノマクラもあった。今年の2月、伊勢湾では直径5センチもあるやつがあったが、これは1センチくらい。この浜で見られるのはだいたいこの大きさだ。

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キンチャクガイ

これはキンチャクガイだ。数はそれほど多くないが、拾える確率は高い。色がついたやつもある。

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ナデシコガイ

赤やオレンジできれいなナデシコガイ。大きいやつよりも1センチ以下の小さいやつのほうが、透けていて美しく見える。

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サクラガイ

砂粒がより小さく滑らかな一帯をみるとサクラガイもあった。ちょっと穴が開いている。サクラガイは、伊勢湾のほうで割とよく見られる。

こうやって写真に撮ってみると、砂にも透明な石英とか、いろんなのがあって、貝殻の破片もいろいろな色、形があって、まじりあってけっこう趣深い。

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密集地約1メートル四方に見られた貝

落ちていた貝を、砂の上に並べて写真を撮ってみた。

小さいので、きちんと整列させようと指でかまうと、表面の白い貝片や砂の層がはぐれて黒っぽい砂がのぞいてしまうので難しかった。

これまで、貝殻といえば完形を求めていたが、以前、破片の多い浜を見たとき、いろいろな形をした破片を集めるのも楽しいかもしれないと思った。考えてみれば石というものは岩の破片であり、浜に上がって来たものは、貝であれ石であれ、破片であるものが多いのだった。

緑色のガラス片.jpg
ガラス片

そうした中にガラス片もよく落ちているが、こうした色とりどりの砂や貝片み混じって、なんか趣を感じた。

いままでは、ガラス片にまったく価値を見いだせなかったが、集めてみたら結構きれいなんじゃないかと思って、ポケットに入れた。

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陶片もあった

町沿いの浜なので、ガラス片とか陶片とか、生活雑器由来の破片がけっこう見られた。

陶片でも、破片の形のなかにいい感じに模様があるやつとかを選んだ。

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破片たち

ガラス片、陶片、貝片を祖母宅に持ち帰り、畳の上に置いてみた。
これまでの貝殻集めとはまた違った趣を感じた。

夕暮れには落ち着いていたが、夜半には本降りとなっていた。
傘を持たずに夕食に出てしまい、ずぶぬれになって戻った。

祭り前夜の街路.jpg
雨に濡れる祭り前夜の町

posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 貝拾い記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

貝殻を訪ねて2016

海岸への階段.jpg
海岸への階段

立春とともに、貝拾い活動を行う。
ここ数年、水辺活動オフシーズンの冬にやってきたが、今年は、井戸掘りで気が付くと1月が過ぎ去ってしまった。

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秡川河口右岸側の伊勢湾(午前9時半ごろ)

これまでは志摩とか、紀東とか、黒潮洗う外洋沿いを目指していたが、今回は趣向を変えて伊勢湾を目指す。松阪よりちょっと鳥羽寄り、明和町の海岸に出る。自宅からだいたい100キロで2時間少々で着く。

地図を見ると伊勢湾の三重県側の海岸線が、雲出川とか櫛田川の河口があるあたりが凹んだ感じになって、そこから鳥羽方面に南下すると、陸地が海のほうに緩やかに出っ張った肩がある。かつて祓川は、櫛田川の本流だったといい、大量の土砂を流出していた跡ではないかと思える。その出っ張りのあたりの浜で漂着する貝を拾うことにした。

おそらく先週、海が荒れた後で、まだ大潮が来ていないから、大量の漂着物にめぐりあえるかもしれないと考えての行動。

現地に着くと護岸工事がなされていて、砂浜の浸食が進んでいるようだった。

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吹き寄せられた貝

それでも大量の貝が吹き寄せられており、その量にとにかく驚く。なぜかといえば筆者の場合、海浜の基準となっているのが、少年時代に貝拾いをした鳥取県の浜だからだ。日本海ではこんなに大量の貝殻があふれていることはないし、あってもこんなに大きな貝ばかりということもない。

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アサリが多い

貝を見てみると、アサリが最も多い。潮干狩りの時に外道として出てくるバカガイやシオフキガイはなぜか少ない。アサリは、拾う対象というより「食べ物」というカテゴリーが意識されて、どうも集めたいと思えない。アサリは、模様が多彩なので、いろんな模様を集めるという趣味を始めれば、面白いかもしれないがとりあえすはアサリ以外の貝を探した。

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タコノマクラ

タコノマクラは日本海でも見られるが、これは直径が5センチあった。もっと大きいのもいるそうだ。五弁の花を思わせる模様。
まあこれはウニの仲間で貝類ではないんだけど拾った。

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ジェット天秤

釣具も時々落ちている。

浮きはよく見つかるが、こうしたオモリも打ち上げられるとは。こんなジェット天秤は、投げ釣りをして、根掛かりしたものだと思うけど、それがこんな海岸まで打ち寄せられる海の潮汐や波の力はすごいものだと思う。

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貝でできたマウンド

波打ち際に、貝が山のように盛り上がった不思議な場所があった。おそらく、両側から波が来て、ここにだけ貝が積みあがるような現象が起きたのだろう。一様に見える海岸の中で、波の強さとかの加減でこんな現象が起きるのか。

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海藻が出てきた

これを掘り崩すと、中も貝だったが、海藻も出てきて、小さな貝もいろいろあった。まだみずみずしかったのでちぎって食べると適度な柔らかさに歯ごたえもあってうまかった。冷たい砂の中で保冷されていたようだった。これを集めて持ち帰った。調べるとホウノオという紅藻類のようだった。

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巻貝も

見慣れない形をした巻貝もあった。持ち帰って調べるとモミジボラというクダマキガイ科の貝に似ている。しかし、手持ちの図鑑によるとその貝は分布が北海道南部とあって伊勢湾と合致しない。
と思ったら、ネットで見ると房総半島でも割とよく落ちているという。ということでモミジボラのようだ。
こういうときネットは便利だな。

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貝文字があった

ナミマガシワガイという、半透明な薄黄色とか朱色をしたカキのような質感の二枚貝が、割とたくさん落ちていた。

いままでこの貝に対して、不定形のところがちょっとねと、眼中になかったのだが、あらためて眺めると色がきれいだなと思った。

黒潮洗う浜や、日本海でも時々見られるタカラガイは見かけず。また、日本海の浜にはたくさん落ちているイカの甲がない。しかし、二枚貝では見たこともないやつが落ちていて面白かった。これまで、思えば貝拾いには、日本海では決して見ることのできない南洋の片鱗を求め、そこに最大のロマンを感じていたのだったが、こうした湾の貝も生態が違っていてまた違った面白さがあった。

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拾った主な貝(5日撮影)

小さな巻貝の中にヤドカリが入っているのがあり、うっかり持ち帰ってしまったが海に帰すわけにもいかなくて気の毒なことになってしまった…。冬でもヤドカリが活動しているとは知らなかった。


posted by 進 敏朗 at 23:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 貝拾い記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

カワニナ吹き寄せの浜

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ヤドリギを宿した粗い樹皮の大きな落葉樹。筆者の能力では樹種判別不能

姫路発近江塩津行新快速3406Mは朝霧の近江盆地を快走。
竹生島に渡るつもりで長浜に着いた。駅から船着き場まで歩いて12分くらい。10時半の出航時間まで1時間以上もある。

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長浜の浜

その間、豊公園などの浜を歩く。すると、貝殻がたくさん落ちていた。見ると、ことごとくカワニナのようだった。

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カワニナ吹き寄せの浜

カワニナといえばどこの用水路にもいる細長い巻貝だが、浜に落ちているやつをみると、いぼが付いていたり、筋があったりと、いろいろと形に変化がある。これらを適当に拾ってコンクリの上に並べてみた。

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形や色にバラエティーがある

波に洗われて色あせただけではなくて、色あせ方が茶色系や抹茶系など変化がある。和風?を感じさせるバリエーション。表面のいぼや筋の形も、やはりいろいろと異なっている様相。あとで「日本産カワニナ科図鑑」というサイトを見つけ、それによると、カワニナは19種類にも分類されていて、いわゆる普通のカワニナ以外では、琵琶湖で見られる種類のようだった。

つまりこれは、全国広しといえど琵琶湖岸でしかみられない珍百景というべきか。
カワニナがそんなにも細かく分類されているとは知らなかった。
ただし、同図鑑で紹介されている写真によると、ではどのカワニナも、淡水貝特有のこげ茶色っぽい黒っぽい地味な色をしている。生きているやつよりも、こうやって波に洗われて漂着したやつのほうが、透明感が増してきれいに見える。


ラベル:カワニナ
posted by 進 敏朗 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 貝拾い記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする