2020年05月26日

ツチガエルの園

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鉢の縁に出てきたツチガエル

鉢の中に、ツチガエルが2匹いて、近づくと水中から出て来て、連続ジャンプを駆使、隣接する菜園の中に逃げていく。
いつも鉢をのぞくたびに出てくるので、そこを住みかとしているようだ。メダカを飼うために、庭の中に埋めてある鉢だが、ツチガエルの宿になってしまった。

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大きいほうの1匹

ツチガエルは、ほぼ池を掘ったのと同時に出現した(2013年7月1日記事「ツチガエル」参照)。
最初は、丸い葉っぱに乗って絵になるなあ、などと眺めていたが、そのうち、鳴き声が気になるようになり、捕獲、除去を試みた(2015年8月5日「ツチガエル捕獲とオタマジャクシ」参照)。

しかし、カエルがいなくなるということはなかった。なぜか。
近くの神社とかにもカエルがいて、夜になるとあたり一帯から鳴き声が聞こえてくる。

好ましい環境を求めてあたりを移動しているとみられる。
そして池に住み着くと、鳴き声でオスがメスを呼び寄せる。
鳴き声は大きいから、遠くからでもやって来るだろう。こうしていつしか、池でカエルが繁殖するようになるのだった。

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水槽の中にいるオタマジャクシ。足がはえてきた

カエル、なぜか池だけでなく、地上から60センチの高さにある水槽の中にもいて1匹はもう足がはえている。
2匹が越冬したが、ツチガエルは、オタマジャクシの姿で越冬するのが特徴ということだった。

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池の中にも多数

池の中はもっとすごくて、2,3匹だけかと思ったら、目視で9匹確認。
これらがみな親になったら、名実ともにカエル園になってしまう。

メダカを放つために造った池や鉢、水槽だが、今やカエルが一大勢力になってきた。
池のまわりには庭や畑があり、カエルの餌となるアリやダンゴムシは豊富にいる。
カエルにとっては、こうした環境は楽園なのかもしれない。

蚊やナメクジも食べてくれると助かるが、そうなると人間にとっても役に立つ。







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2020年05月23日

犬上川の清流

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五月晴れの河原(午後1時半ごろ)

前日の野洲川でのまずまずの成果に気をよくし、つぎは備蓄食料をつくろうと犬上川に行く。

つぎも野洲川にしたらよさそうなものだが、野洲川は都市部に近くて土曜日などは家族連れなどたくさんの人が訪れる。

犬上川は、ふだんは瀬切れをして、中流は水が流れていないか、ほとんど流れていないけど、先週末から19日に降った大雨のおかげで、まだ中流部にも流れがあって、釣り人も訪れていた。
これは滋賀県の河川ライブカメラで確かめられるのだった。

現着し、日焼け止めクリームを顔や首に塗りたくって川に下りる。
五月晴れの、気持ちのいい清流の景色よ。

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川に降下を試みる猛禽類

川の水面めがけて猛禽類が旋回している。

機敏なのでトンビじゃないだろう。タカか何か。でも種類がわからない。
川をめがけて何度も羽をすぼめて降下を試みて、魚を狙っているようだった。



魚捕りがしたい、とはやる心をしずめて、まずは水辺の自然に見入る。
しかし動画撮影は、はやる心を反映したかのように粗雑になってしまった。
事前の充電が十分でなく、電池容量低下の表示が出てしまい、動画撮影は早々と打ち切りに。

※追記 調べてみると、羽の色や模様などから、じつはトンビのようだった。トンビでもこのように単独で、川の獲物を狙うことがあるようだった。野洲川では、河原に打ち捨てられたニゴイの死骸をつついている印象しかないが…。豊かな自然が、トンビを精悍にするのかもしれない。

さて視線を川に落とす。
すると流れのどこを見ても、黒い影がびゅんびゅんと泳いでおり、要は川じゅうがアユで埋め尽くされているようだった
まさに「鮎」とはこのこと。

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何匹か捕れた

投網をやるためのスペースも、じゅうぶん確保できる。100メートル上流や下流にも人影はない。
サアやるぞ、と、ほどほどに浅い流れに網を打つと、1投目から20匹以上入った。

少し下流に移動して2投目を打つと、こんどは40匹。
3投目にして、計90匹くらいに達した。

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3投目を終えたびくの中

数が出たことに加えて、なんかサイズが大きい。
4投目を終えて、持参したミニクーラーに入りきらないと気づいた。

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入りきらない

結局、最後に1回だけ、と5投目をやってしまい、上の写真のような状態になった。
レジャー用のミニクーラーだが、このように収まりきらないくらい魚がとれたのは初めてだ。

もっと大きいクーラーを持って来ればよかったが、魚を捕るのは半分の仕事。
これを持ち帰って調理するとなると、これ以上魚があったら疲弊してしまいそうだ。

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道端の紫色の花

現場に着いて、投げたのは5回。鮮度保持が不安になったので、急いで帰った。

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本日の成果

先日、筆者に投網を恵んでくれた隣のおじいさんに、大きいやつ10匹をおすそわけした。
最長寸は15センチで、まるで規格が統一されてるかのように、ちょうど15センチの鮎ばかり20匹あった。

約140匹、目方は約2.7キロ。
先日の野洲川のコアユがだいたい1匹あたり10グラムだったが、今回はその倍ある。

さて、さばくこと2時間。
さらに休憩や買い物をはさみ調理にも2時間。
捕るのは1時間もかからなかったが、後の工程はたいへんな労力がかかった。

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ラージサイズ特選品(15センチくらい)

大きいやつは背開きにして、30匹ほどを塩こうじにつけこんだ。

つぎに大きなサイズのやつは40匹ほどを飴炊きにした。

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天ぷらや南蛮漬け

残った60匹くらいを天ぷらや南蛮漬けにしたのだが、一匹のサイズが大きくて上の写真のような状態に。
天ぷらは、3匹も食べると腹一杯といった感じとなった。
どういうわけか骨が固くなくて気にならなかった。
天ぷらの残りは、みな南蛮漬けと化していった。

このようにして食料の備蓄づくりは達成された。
コアユから3種の食品を調理、下ごしらえし、弁当のおかずとなるのだ。

犬上川、野洲川にくらべると、やっぱりコアユがたくさんのぼってくるようだった。
清流に網を打てば響くというか、思うように捕れる。
川に水があるときにだけもたらされる、投網パラダイス。その恩恵に浴した。

もう少しのんびりすればよかったが、5月の休日の水辺を堪能できてよかった。











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2020年05月22日

降雨後の遡上検証2

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野洲川(午前8時20分ごろ)

5月15〜16日に、40ミリ以上のまとまった雨があってから2日後の野洲川で網を打ってみたが9匹しかとれず、やっぱり5月の野洲川は不確実だなあと言って終わった(5月18日記事「降雨後の遡上検証」参照)。

やっぱり野洲川は駄目なんじゃないか。
見かけ倒しもいいところだ。
そんなふうにもうこの川を見限ってしまいたい気持ちになった。
だが、そんな気持ちになった18日夜から19日早朝にかけ、またも激しい雨があった。

前回と同じくらいの雨量に。
しかし、前回、あれだけ降って駄目だった。今回も、同じような雨量だから、やっぱり駄目なのではないかとも思った。
だが、川の水位の記録をみるとこんどは1メートル以上も水かさが増していた。

同じような雨量なのに。不思議なもんだ。
違いがあるとすれば前回の雨は晴天続きの後に降った。40センチくらい水位上昇したが、すぐに水が引いた。

こんどの雨は、前回からわずか3日後にあり、水位上昇は倍以上で、すぐに水が引かない。

そういうわけでこのたびの雨は何かが違う。
さすがに、水位が1メートルも上がったら、鮎だってじっとしてはいないだろう。
逆にもしこれで何も捕れなかったら、5月の野洲川は捕れないというのは確定だ。それが確かめられると思い、最後通告を突きつけるような気持ちで川に向かった。

朝8時すぎ、いわゆる堰堤とよばれる落差工に到着。車が20台くらい止まっていて、大阪や京都の車もいる。
河原に並ぶ釣り人を避け、誰もいない瀬に出る。

100メートルは離れているから、コロナ感染防止はまあ大丈夫。
ポイントを見定めて網を打つ。

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捕れた

すると今回は、まとまって網に入った。20匹以上いる。
このたびの増水では、鮎が遡上してきたようだった。川の中をみると、速い流れの中に魚影がけっこう見える。






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調理中

9投目で60匹くらいになり、これでいいやと終了。
30分で引き上げた。

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南蛮漬(下)と飴炊き

目方にして680グラム。
魚体はほとんどが遡上したてとみられる銀色で、黄色のマークが出始めているやつが数匹。
腹をさばくと、今回は砂を大量にかんでいるやつがいる。

20匹ほどを飴炊きにし、残りを天ぷらにして20匹ほどを食べ、あとは保存用で南蛮漬にした。
飴炊き、いつも焦がしてしまうが、この日はほどほどのところで火を止め、魚を器に移してから、残った煮汁を煮詰めて、あとから魚に注いだ。炊き加減はふっくら、たれは濃くていい感じになった。

というわけで、魚影が少ない野洲川でも、増水した後では鮎の遡上はあることがわかった。
増水の程度がそこそこではだめで、かなりの程度水かさが増すようでないと、遡上はみられないことが、2回目の調査からは確かめられた。
5月の野洲川でも、魚がたくさん捕れたので、やはり居住地の近くに魚が捕れる「ホーム河川」があるのはありがたいと思い直したのだった。





posted by 進 敏朗 at 23:17| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月18日

降雨後の遡上検証

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捕れた魚は9匹

野洲川は滋賀県の湖南地域住民にとって身近な川だが、魚捕りをしても、コアユがまったく捕れないか、ほとんど捕れない、なんてことも珍しくない。

今シーズンもやはり低調だ。
一体、いつになったら本格的な遡上が始まるのだろうか。
これを検証しようと、今回、朝から投網を持って川田大橋に出かけた。

国交省琵琶湖河川事務所の雨量計によると、15日深夜から17日未明にかけて降り続けた雨は48ミリに達し、川の水位が最大40センチくらい上昇した。

これはまとまった雨といえるだろう。
この雨を受けて、コアユの群れが遡上してくるのではないか。

ところで、鮎は1日でどれくらいの距離を遡上するのか。

ネットで調べると、だいたい3キロ前後という話があった。
1日かけて3キロしか進まない。1時間で、だいたい120メートル、意外なほどゆっくりとした歩みだ。
これが野洲川でも当てはまるとすれば、琵琶湖から約5キロ上流の川田大橋に到達するのは、増水が始まってから2日目となるのではないか。

これには合点がいくこともあって、過去のブログの記事を調べると、川にじゅうぶん水量があるのにまったく捕れないということがあった(2017年5月26日の記事参照)。

これを気象庁のデータに照らしてみると、そのとき滋賀県にまとまった雨が降ったの1日前の25日だった。
雨から1日後だったがために、遡上した鮎がまだ現地に達していなかった可能性もある。

そこで今回、雨による増水から2日たったこの朝、川で網を投げ、実際に遡上があるのかを検証しようとしたのだった。

もういちど琵琶湖河川事務所の1時間ごとの記録を見ると、雨が降り始めて川の水かさが増すまでにタイムラグがあって、増水がはっきりしてきたのは降り始めから約7時間後の16日朝6時以降で、夕方の4時ごろ水位がピークとなっている。

コアユがどのタイミングで遡上を決行するのかは不明だが、仮に16日朝に遡上が始まったとすれば、18日朝には、遡上の先発隊が現地にまで達しているだろう。前夜からこのようなことを思い描き、現地に着いた。

サアやるぞ、と、瀬に向かって網を打った。
まあ本日は30匹くらいでいいか、などと思いながら打った。
ところが意外なことに、ほとんどコアユ魚が捕れない。
招かざる魚が網に入る。網の中で手ごたえにいやな予感が。
産卵期のニゴイが、網に入って暴れ、尖った鼻先で網を破られ損耗。何ということだ。
さらには流路に沈んだ自転車に網が引っ掛かるなどのアクシデントも発生、腰まで入って網を外す羽目に。

そして結果が、冒頭の写真の9匹だった。
これらはいずれも琵琶湖から川に入ったばかりのようで、体はぴかぴかの銀白、腹の中にはほとんど何も入っていなかった。
遡上はあったようだ。
しかし、思い描いたよりも数がだいぶ少ない。
遡上の一隊がまだ来はじめたばかりという可能性もある。

そこで念のため、さらに下流の新庄大橋から川に入った。
そこは河口から3キロくらいの地点だ。遡上の本隊がまだこの辺にいるのではないかと思ったが、ニゴイかコイの立てる波紋のほかは、魚は見られなかった。

思い描いた仮説は打ち砕かれ、すごすごと引き上げた。


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9匹の飴炊き

今回の雨で遡上はあったが、数がごく少なかったと考えざるをえない。

よくニュースで5月ごろ、鮎が遡上のピークというのがやっている。
だから野洲川でもそうなるかと思ったが、そうはなってない。

違いを考えると、ニュースでやっているのは海産の鮎。コアユと海産鮎には生態の違いがあるといわれるが、コアユの場合、遡上のピークはもっと遅いのかもしれない。

しかし過去の記録を見ると、この野洲川で5月下旬に60匹以上捕れたこともあった(2015年5月25日の記事参照)。
年によって変動があるのかもしれない。

5月としては最大級ともいえる今回の雨で、これくらいしか捕れなかったとすると、5月の野洲川は不確実だと言わざるをえない。
ましてやニゴイもいて、網が破れるデメリットもある。
コアユの魚影の濃い川では、ニゴイのいそうな深みは避けて浅い瀬だけを狙うこともできるが、魚影が薄い野洲川では、浅瀬ではあまり捕れないため、やや深い瀬で勝負をかけ、その結果招かざるニゴイを捕ってしまうなんてことに。
野洲川、ニゴイの魚影だけは濃いからね。

したがって、野洲川でコアユを捕るには、ニゴイの産卵が終わって川からいなくなる6月を待ったほうが賢明かもしれない。こう思いたくなる。


posted by 進 敏朗 at 23:50| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月13日

犬上川や湖岸

さわやかな五月晴れ。
犬上川では、投網を打つ人がいる。
川沿いには、駐車を制止するために柵が立ててあるのだが、柵がない場所もけっこうあって、京都ナンバーなどの車もみられた。
川にはほどんど水がなかった。様子をみるだけにしようと思ったが、網を数回打ってみた。
数は少なかったが、生息は確認できた。

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投網の風景(正午ごろ)


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北小松の浜(午前7時ごろ)

つぎの朝、湖西の浜に行くと、こちらには釣り人が数十人はいた。
ふだんの年となんら変わらないにぎわいが繰り広げられていた。
犬上川は人が少なかったのとは対照的。

釣り人は密集しているように見える。いいポイントは、決まっていると見える。
しかし、投網は、人との距離をとることが前提となる。
いちど網を投げると、魚が散るから、普段でも釣り人とは最低でも30メートルは離れている。
この日は50メートル以上は離れていただろう。

網を投げると、大漁という感じまではいかないが、ぼつぼつと捕れた。
今年は、聞いていたとおり型が大きめだった。

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右が川、左が琵琶湖で、川で捕れたやつは黄色味がかかっている。川にのぼってしばらくの間コケを食べたのだろうか。

posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする