2022年06月10日

降雨3日後の野洲川コアユ捕り

DSCN8757 野洲川全景.jpg
野洲川堰堤付近(午前10時半ごろ)

子どもが遠方の都会から帰省しており、せっかくだから名産コアユを食べさせたい。
夜勤前の午前中に空き時間あったので、すぐに行って帰ってこれる場所としては野洲川しかないが、同川は魚が少なく、期待できそうにない。行くだけ無駄じゃないか。そんなに張り切らんでもいいか。
だけども、まあ駄目なら駄目でもいいかと割り切っていくことにした。
そう腹を決めたのがよかった。

DSCN8759 釣り人.jpg

DSCN8762 河況.jpg
この日は釣り人も多かった

野洲川は濁りのとれた水が豊かな流れ。
先日、5月29日の日曜に訪れた時は、川の水は流れていたもののこの日よりは少なく、釣りをしている人はいないことはなかったが、子どもと楽しむレジャー目的の人だけだった。しかしこの日は、魚を釣ることだけを目的として、おじさん、たまにおばさんも混じり数十人が真剣な目で糸を垂れていた。

DSCN8760 コアユゲット.jpg
コアユゲット

そういうわけで、筆者のような投網の人は、釣り人を避け、手前の竿が林立する瀬をわたり、中瀬に行き網を打ったところ、10匹くらいが入った。
遡上を待ちわびた魚たちが、先日、6日ごろの雨を受けて、一気にのぼってきたようだった。
調べると降雨量は、県内一帯で40〜50ミリ程度でまずまずの雨量。
おかげで30分ほどで30匹を捕ることができた。
がポイントは限られており、これ以上数を伸ばすのは難しく引き上げた。
まあ30匹捕れれば十分なのだ。家を出て、ちょうど1時間で帰宅。

P6100630 成果.jpg
捕れたコアユ

新鮮な状態ですぐに調理。
30匹だと、さばくのに10分くらい。
鍋や粉、用意に10分。
てんぷら粉がなかったので、この日は卵の白身と、小麦粉に、片栗粉も使ってみた。
揚げるのに10分。

P6100633 天ぷら.jpg
天ぷらのできあがり

天ぷらにするとかさが増すので、小さなコアユ30匹でも、昼ご飯には十分な量になった。
これで滋賀県の初夏の味覚を味わってもらったのだった。

まあ駄目でもいいかと思って、行ったところが思いがけず捕れた。
こういう形になってよかった。

ぜったい捕れないとだめなんだ、何が何でも、と思いを強くすると、そうでなかった時のダメージが大きい。
まあ、いうて気楽な魚捕りなんだから、そんなに思い詰めずにやるのがちょうど。
その呼吸を少し覚えたような気がして楽になった。
いつもこういう風だといいのだけど。

posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月26日

奥琵琶湖大浦湾

P5260432.JPG
海津大崎付近(午前11時ごろ)

滋賀県今月発表の「アユ資源情報」によると、確認できた魚群の数は平年並みだった。
いつもコアユは奥琵琶湖のほうに多く、南や東には少ない。ただ今回その偏りが著しかった。
大浦湾の区間だけで「161」の群れが確認できた一方、湖東側では琵琶湖大橋から姉川河口までの長大な7区間分でわずか「3」と、その差は顕著だ。

P5260433.JPG
水はきれいだが波が強い

そんな奥琵琶湖に行けば、コアユがたくさんいるのか。
それを確認すべく、海津大崎に向かい、湖岸に沿って東の大浦湾側に回った。
遠いので普段、コアユを捕りにここまで来ることはないが、あまりにも捕れないための調査行である。
水平線に葛籠尾崎や竹生島を望む。この海域、いや湖域がコアユの宝庫なのだろう。
だがこの日は南東の風が強く、波立っており、湖の中が確認できない。

P5260444.JPG
白い湖岸

湖岸の波打ち際の石が、一様に白くなった浜。
カワウのフンとみられ、やはり魚はたくさんいるんじゃないか。
しかし魚は見えず。
もしかしてここで網を打ては捕れるのかもと思って一投するも、何も入らない。
やはり網を打つときは、湖中に魚が見えていないと厳しい。

P5260453.JPG
半島内の開けた谷

奥琵琶湖の半島の山は500メートル以上あって結構険しく、所々に開けた谷があり、田が開かれている。
森に囲まれ、小さな流れがある。
風がきついので、風裏にあたる湾の西側の湖岸に回ったら少し波が穏やかだった。

P5260458.JPG
流れ込み付近

小川が流れ込む湾の中の小湾は、魚類の産卵や稚魚をはぐくむには好適地だと思われた。
でも泥底でコアユが好む場所とはすこしちがうような。
それにしても奥琵琶湖は、山中の湖のような趣で、ずいぶん風光明媚だ。
途中からコアユ探索は半分あきらめたような形となった。

P5260463.JPG
かまぼこ型の小屋

小屋の形も湖南地域とは違う。積雪への対応だろうか。

P5260477.JPG
咲き誇るウツギ

斜面には白いウツギの花が満開。

P5260474.JPG
緑の山

山全体から緑が盛り上がっている。きれいだな。
しかしどこにも、魚が捕れそうな好適地を見いだせない。
沖にはコアユがびっしりといるかもしれないのだが、湖岸にまで押し寄せるかもというのは幻想だった。
午後から雨の予報を受け、昼には退散。
帰宅後の夕方には雷雨となった。

ほんとうはこの雨が上がってから訪れれば、より詳しくわかるわけなのだが、天候のいい日を選んで行くことができないのでしょうがない。
初夏の晴れた日が続くと、川に水がなくなりコアユが捕れず悶々と過ごす時期がある。
そういう時は、無理して魚を捕るよりも、別のことをやったほうがいいんじゃないかとも思ったりした。
きょうは風が強くてたまたまだめだっただけという可能性もあるので、結論を出すのは早いような気もした。
posted by 進 敏朗 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月13日

小雨、静かな琵琶湖コアユ捕り

DSCN8736.JPG
静かな湖面

5月のこの時期に早くも梅雨時のような前線が延びる気圧配置となってきた。
太平洋側では大雨のようだがここ滋賀県では思ったほどの降雨はなく、この日午前中は雨が止まった。
そのすきをついて琵琶湖にコアユ捕りに行く。
本当は雨がもっと降った後のほうがいいと思うが、自然のコンディションより人間(筆者)のスケジュールのほうが優先なのでいたしかたないところ。
蓬莱の湖岸に着くと波静かだった。
水面も静かで、コアユが立てる波紋がほぼ見られない。
そのせいもあるのか鳥もおらず、静まり返っている。

P5130220.JPG
魚が見えない

水は澄んでいるので、堤防から見下ろすと湖底まで見えるが魚影のきらめき見られず。
コアユ、川の水が増えたのを察知し、すぐにでも遡上できるよう河口付近に集っているだろうかと想像していたが、そうした様子は観察されなかった。

P5130218.JPG
河口デルタ形成の第一歩

小さな流れ込みでは、砂が沖に運ばれ、三角形に堆積。これが成長するとデルタになっていく。その第一歩の地形のようだ。
こうした流れ込みの周辺などで網を投げた。

P5130223.JPG
1匹捕れた

ひと網に1匹。
湖岸のコアユは群れているものだが、魚影がだいぶ薄いようだった。

P5130219.JPG
キショウブ

静まり返った湖岸付近にはキショウブも咲く。
1時間ほどで7匹捕れた。

P5130224.JPG
本日の成果

まだ川は早いかと思って湖岸に行ったが、魚はどこにいるのか?
例年この時期にはもう捕れると思ったが甘かった。

P5130226.JPG
コアユ天

しかしわずか7匹でも、天ぷらにすればかさが増して、それなりに食いでが出てくる。
次はまたコンディションの良い時に狙いたい。




posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月13日

ホンモロコ捕り2

DSC_0600 第一投.jpg
川に網を打つ

うららかな春の日。
きょうならホンモロコが捕れるかもしれないと午後から漁場の川に向かった。
幸い、先客3人が引き上げるところで場所が空いた。
産卵保護のため、滋賀県はホンモロコの産卵場所となっている躰光寺川、瓜生川と山本川の区間を4〜5月は水生生物捕獲禁止としている。
このため、シーズンにはそれ以外のホンモロコが集まりそうな川に人が集中する。
網を打てるポイントは限られているので、その場所に入れるかどうかが課題だ。
川を見ると5日前よりも水量が少なく、魚影が見られた。

DSC_0608 とれた.jpg
ホンモロコが捕れた

一投目から網の中に銀鱗輝く。
ホンモロコ。細くて尾が太く断面は丸い。
春、琵琶湖から川に遡上し産卵する。
それを狙って湖岸や川で釣りや投網で捕るが近年は減少しており、県がさまざまに資源回復の策を講じている。
県によると最も少ない年で6トンにまで激減したホンモロコの漁獲は、2019年には32トンまで回復した。昭和の時代には毎年300トンくらい捕れていたというので、まだ増える余地はあるだろうか。

DSC_0614 数匹とれた.jpg
数匹とれた

左岸の土手に立つと太陽を背にするので川の中が良く見える。
ホンモロコが群泳しているのが見える。魚からも人が良く見えるだろう。
そこで浅瀬が広がる右岸に渡り、左岸の土手の下を狙って網を打つ。
すると、捕れすぎ防止機能(破れ穴)のついたマイ網で10匹以上が入ることも。

DSC_0616 風が強まった.jpg
風が強まった

50匹までは数えていたが、それ以降は数え忘れた。
80くらい入ったのではないか。
午後3時半過ぎ、急に風が強まった。天候が大きく変わる前触れかもしれない。
ほどほどに捕れたので片付けて撤収。

DSC_0621 雲.jpg
琵琶湖対岸の比良山系をすっぽり覆う雲

日野川の橋から見ると、対岸の比良山系の上をすっぽりと覆うように雲がわいている。
天気予報によると、初夏を思わせる暖かい日は本日までで、翌日からは気温が一気に下がるという。

DSC_0622 本日の成果.jpg
本日の成果

80匹ほどのうち、コアユも4匹混じっていた。目方は1キロくらい。
もうそろそろコアユの遡上も始まったみたいだ。
本日は全部を飴炊きとした。
コアユと違ってジャリジャリの腹を開いたりしなくてもよく、ただ洗って、鍋に放り込むだけで調理できるのは楽だ。
産卵にのぼってきたホンモロコは、骨が若干固いので、時間をかけて煮付けるなどして骨を柔らかくする工夫をした。
琵琶湖屈指の味覚とされるホンモロコ。
生息数がさらにさらに回復して、手近なポイントが増えてくれれば。


posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月08日

春の到来と川

桜が咲き、麗しい春がめぐって来た。
穏やかな朝、庭で春の息吹をみる。


DSC_0568.JPG
冬越ししたハラペーニョ

枝を刈り込んで、屋内で冬越ししたハラペーニョ(トウガラシの一種)から、緑色の葉が何枚も出て来て、だんだん大きくなってきた。
再生の春。

DSCN8555 チューリップ2.jpg
チューリップ

チューリップも、今年も咲いた。朝の光に浮遊感。

DSC_0577 朝のメダカ池.jpg
メダカ池

メダカ池ではショウブが剣のように伸びる。
メダカは数匹が越冬。驚いたことに先月、掃除をしたらさらに1匹のザリガニがいた。
おかげで、水草が食べまくられた。これ以上は存在しないことを願うばかりだ。

DSC_0591 サンショウ.jpg
サンショウ

サンショウも葉が出てきた。実ザンショウではないが、若葉を食べると香りがある。
これを使って、天ぷらをつくりたい。
しかし、4月の魚捕りは失敗の歴史でもあった。
春の日差しが急に暖かく感じられ、きゅうに魚捕りに行きたくなるのだが、川や琵琶湖はそんなに急には温まらない。
コアユの遡上はもうちょっと後であろうと思い、まず目指したのはホンモロコ捕りであった。

DSCN8558 風の強い川.jpg
風が強い

川に着くと、そこは北西の涼しい風が強くて3月末ごろに戻ったかのようだった。
桜は、やっと満開になったばかりのようで、強風にもかかわらず花びらが飛び散らない。
滋賀県では湖東湖北方面では春の到来がやはり遅くなる。
川の中には、まだ魚の姿が見られない。

DSCN8577 八重桜.jpg
八重咲の桜

そこで、川沿いの桜並木などを見て過ごす。
植えられたのがまだ新しいのか、そんなに大きくない桜の木が田園に点在している。

DSC_0598 ムスカリの花.jpg
土手のムスカリ

川では数人のおじさんがホンモロコの遡上を待っている。

DSCN8589 サギ.jpg
サギたち

鳥らも首を長くして魚の遡上を待っている。

DSCN8565 おにぎりと川.jpg
川とおにぎり

すぐあきらめて帰るのもありかと思ったが、待つことを選択。
こんなこともあろうかとおにぎりを用意してきた。
川で食べるおにぎりは格別。

そして、現着から待つこと3時間。


ホンモロコが遡上してきた。
腹の大きなメスの後をオスが追っている。
数は少ない。ホンモロコ、泳ぎがけっこう俊敏で、魚影を確認して、網を構えるまでにどっか行ってしまう。

DSCN8594 第一投.jpg
今シーズン第一投

魚の姿をめがけ、第一投を川に打った。風に網が押し戻され十分広がらず。
中には何も入らず。
何べんか投げた。


DSCN8596 ホンモロコ.jpg
初の1匹

ようやく網に入った。記念すべき1匹目。
次に投げると、5匹が入った。
ようやく調子が出てきたと思ったら後続が途切れ、下流のおじさんたちは再び椅子に腰かけ待ちの態勢になった。
小規模な遡上でしかなかった。
ここで本日はあきらめた。7匹捕れたが、この日はぜんぶ放流した。
まだ時期がちょっと早かったかもしれない。
ホンモロコは午後から夕方にかけてのほうが遡上が多いので、夕方まで粘れば第2波第3波と遡上があって捕れたかもしれない。
だが、この日は筆者の都合で昼過ぎまでしか時間がなかった。
午前中に魚捕りをしたほうがその後の調理などを考えると快適だが、魚は人間の都合どおりには動かない。
もう少し、遡上が本格化すると朝からでも数が増えてくるかもしれないのでそこを狙うことにするか。
週明けからは雨が続くので、その雨が上がるくらいに再度狙ってみようかと思って現場を後にした。




posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする