ビニールシートと竹棒での日よけ屋根設営
友人Sらとともに琵琶湖岸レジャー。
堅田に集合、湖西の浜へ行く。
もう9月だから、あまり人はいないだろうと思って行ってみると、バーベキューの人らがいる。
家にあった、園芸の作業に使うビニールシートと竹の棒でテントを設営。
ビニールテープを四隅に張り、さらに支柱からも外側に2本を張り、ぴんと張った状態で屋根ができて間に合った。
支柱となる竹は、直径3センチ以上ないといかんな、と確認。
琵琶湖に浸かる
9月初旬といってもまだ暑いのだった。
足を投げ出して琵琶湖の石浜に浸かった。
筆者の足指に集まるゴリ
すると足指に底生魚ゴリが集まってくる。
体長2、3センチの、石模様をした魚らは、ここは白っぽい石が多いためか半透明な体色となっている。
ふにゃふにゃした筆者の足指の皮膚が餌だと思ったのだろうか。貪食な魚たち。
石の間から顔を出すゴリ(水中撮影)
川の流れや湖流れでたえず洗われる浜には藻が生えず、石は白いままだ。
湖岸に集まったコアユの群れ
さて浜の波打ち際を見やるとコアユの大きな群れがいる。
これらは産卵のため川に遡上する機会をうかがっているのだ。
こんな場面で投網をしたら一網打尽ということになるが、
滋賀県では、9月1日から漁協管理区間を除き、すべての水辺でコアユ捕りは禁止となる。
だから捕ってはだめだ。
ところがこの日は、川の水量が少なくて、河口部分で流れが川に砂に吸い込まれて、あと1メートルのところで切れてしまっている。
河口を開削
そこで我々の手で河口を開削し、コアユが遡上するのを補助することにした。
ところが沖合の水上バイクの波が来るたんびに、砂が押し寄せてせっかく掘った河道が埋もれてしまう。
近年のコアユの産卵数の減少、水上バイクも関係しているんじゃないの、なんて考えちゃったりする。
流れを開削して、遠巻きに見ていると、そのうち打ち寄せる波とともに威勢よくのぼってくるやつもいた。
だが流れは次第に、弱まっていき、遡上するやつは少なかった。
まあ、あさって4日には今年最大級の台風21号が接近するというので、そうなれば雨も降って、たくさんの水流が呼び水となってコアユは遡上するだろうから、この日の我々のやったことは、ほとんどコアユの産卵行動には影響しないだろう。
広がる空と雲
夕方近く、広がる空と雲を眺めた。
琵琶湖に入って洗剤でバーベキューの後の金網を洗う信じられない光景を見たと友人Sは言った。
帰る時にビニール袋に入れられたごみが道路に放置されているのも見た。
そのようなことは本当にやめてほしいものだ。
このような風光を愛でるので十分ではないだろうか。
9月というのに意外と渋滞していた。