
気候の移り変わりが早めに推移してきた今年。
夏の陽射しが早くも照りつけ、この日東近江市では最高気温35.1度の真夏日。彦根32.5度、大津は31.2度。
もしかするともう滋賀県では梅雨が明けてしまったのか。例年、梅雨開けは夏休みに入る前ごろ、という感じがするが、今年は梅雨前線が北のほうに上がっており、東北地方が大雨となっている。
照り付ける日差しの下、守山駅地下を横断する暗渠の出口では、「地下ゴイ」と筆者が呼ぶコイたちが活発に跳ねまわっていた(冒頭の写真)。
排水ポンプから出てくる冷水が気持ちいいのか、あるいは、体表についた寄生虫でも振り落そうとしているのか。
最近、ミラーレスカメラを購入し、さっそく撮ってみたのだった。
これまでは、このブログの撮影機材はコンパクトデジカメだったので、それに比べると画質が良くなっている。ピントもぴしゃっ、という感じで合う。
ブログにあげる分にはコンデジの画質で十分だと思うが、花の色が見たように再現できないとか、遠くにいる鳥を撮るのが難しいとかいった課題があった。
そこでこの度、ミラーレス機を導入したんだけど、実地で使ってみると、ポケットから取り出して気軽に撮るというわけにはいかず、撮るぞと構えて被写体に向かう格好になってしまう。
また、遠くのものを撮る際には、レンズをいったん外して望遠レンズに付け替える手間も必要だ。
この地下ゴイの写真も、撮った画像では小さくしか映っておらずトリミングを施した。
また今回のミラーレスは防水機能はなく、水に入ったりするときは従来のコンデジが役立つ。きれいに撮りたいときはミラーレスを使い、荒っぽい現場では防水コンデジという二段構えで臨むことにする。
水面から跳ねあがろうとしているコイは、変なポーズの静止画となっているので、躍動どころか死んでいるようにも見える。
体を横に向け、まるでヒラメかカレイのようだ。
コマ撮りをして「決定的瞬間」だけを残す機能もあるというが、まだ習得していない。釣りや魚捕り同様、撮影についても低技術のため、ひとつひとつ技術を習得して、せっかくのカメラに備わった機能を生かしていきたい。

水路にて