2014年07月04日

用水路の主

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近所の用水路に1匹、コイがいることに、しばらく前から気が付いてた。日中は橋の下に隠れていることが多いが、曇り空にや夕方、夜などは外に出てきていることもある。きょうは曇天で、橋の下から出てきて、川底にとまっている。この用水路は上流、下流とも仕切られており、なぜかこのコイ1匹だけが、ここをすみかとしている。川幅80センチ、深さ30センチ。こんな細い水路に、50センチ近いコイがいるのはアンバランスに見える。しかし、用水路の水はゆるやかに流れており、いつも新鮮な水が上流からやってくるので、庭の循環式ポンプの池なんかよりもいい環境かもしれない。誰かがエサをやっているのか、あるいはエサが豊富なのか、魚体はよく太っている。ここまで大きくなったら、サギに狙われることもないだろう。
この用水路にはカワムツのほかタナゴ、カマツカなども見られる。6月にはホタルも出る。オオカナダモやナガエミクリなどの水草も生えるが、惜しいことには「美観」のためきれいに刈られてしまう。水草は多少残したほうが趣が出るしコイや他の魚にとっても良いだろう。
ラベル:コイ 用水路
posted by 進 敏朗 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月31日

ホタルを見た

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コンパクトデジカメで撮影したホタル(拡大すると、光が数粒、写っている)

きょうの大津の最高気温は31.9度で5月の観測史上最高。
彦根は28.8度でやや涼しい。京都は33度を超えたという。

もう滋賀県南部では早くもゲンジホタルが発生した。夜、近所を歩くと、土曜日なのでけっこう親子連れなどで出歩いている人がいる。まだ、発生はそれほど多くないと思っていたら、出でいない場所は出ていなかったが、出ている場所ではけっこう飛んでいるのが見られた。もういちど雨が降ると、さらに光が増すだろう。来週の4日ごろには降雨があるかの予報もある。ホタルの見られるピークはだいたい1週間くらいなので、その間に雨があってほしいものだ。

posted by 進 敏朗 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月18日

ミジンコ捕り

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田植えも終わって数日たつと、田の中には多数の生物が生じる。
近くの田に、バケツと網を持って、メダカの餌にと取りにいく。
田んぼはコメを育てる場なのだが、副産物として多数のプランクトンが生じる。
それを利用させてもらうわけだ。
市販のキンギョ飼育用のネットで、田の水を濾し取ると、小さな生物が多数捕獲される。

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捕れた生物

小さな粒が多数、水中で動き回っている。
マクロレンズがなくて拡大写真が撮れないのが残念だ。
黒っぽい粒は、殻をもったカイミジンコで、これはメダカは食べない。いわゆるミジンコは、白っぽい色をして縦向きになって泳いでいる。「Y」字になって両腕を伸ばしているのはワムシで、これはミジンコを食べるという。ほかにホウネンエビや、大きさ数ミリのオタマジャクシもとれる。オタマジャクシは、捕りすぎるとあとでカエルに育って面倒なことになるので、なるべくとらないようにする。若干紛れ込むのは黙認する。

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メダカが追い回す

家に持ち帰り、メダカの水槽や池に放すと、猛然と追い回している。市販の粉末状メダカ餌を食べるときとはまるで違った攻撃的な様子が観察できる。ホウネンエビも追い回されている。
田んぼの水は、6月に入ると中干しされて、なくなってしまうので、いまのうちにミジンコを集め、漬物桶を利用した畜養水槽に入れて養殖をおこなう。




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2014年04月18日

イチョウウキゴケ

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犬上、芹川からの帰り、愛知川河畔の水路で緑色の浮草を見る。
すくい上げてみたら、桜の花びらとともに、イチョウのような形をした浮草だった。
イチョウウキゴケだ。
幅約1センチで、触ると厚みがありスポンジのような触感。


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イチョウウキゴケ

この浮草は、コケの仲間で、準絶滅危惧種という。
2010年度の琵琶湖博物館の調査では、湖南の一部を除いて、琵琶湖の周辺にまんべんなく分布していたことがわかった。滋賀県にはまだまだ各地で見られる浮草のようだ。しかし、昔は田んぼに普通にいたというから、数は減っているのだろう。
持ち帰って庭のメダカ池に浮かべてみた。

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〈おまけ〉キジもいた


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2013年10月13日

ミゾソバとジュズダマ

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白い花

昼間、水路をみると草むらから小さな花が咲いている。
何気なく通り過ぎかけたが、よく見ると小さい花が束になって球形をかたちづくり、それなりにきれい。
葉はアサガオのような形で、葉や茎に対して、花の部分が小さいので、全体には草が生い茂っており小さな点々のように花が付いているように見える。よっぽど近づいてみないと花の形までは認識できない。
ここは住宅地の中だが、6月にはホタルが出る場所で、そのために草むらを刈らずに残してあるのがいいのかもしれない。

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それなりに絵になる花

調べようがあるのかと思ったが、ネットの図鑑で「ミゾソバ」という植物とわかった。「西宮の湿生、水生植物」というサイトで判明したが、これは公的な機関が作成したのかと思ったら個人のサイトと知って驚いた。水辺の植物を専門に掲載しているサイトでとても詳しく大変参考になった。ここは滋賀県なので、西宮からは近いので見られる植物も重なっていることが多くたいへん助かった。さらに調べるとタデ科の植物であるという。

ソバもタデ科の植物で、ミゾソバとはソバの仲間だと後で思い至った。

「溝蕎麦」をイメージする。冷やし溝蕎麦をひとつ。それはいかなる蕎麦か?
あまりおいしそうに聞こえないのは確かだ。

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ジュズダマ

さてこの川沿いには、ジュズダマも生えていた。
これなら知っている。小学生のころよくこのジュズダマの実を、わけもなく集めた下校時。
調べるとこれはイネ科の植物で、これの栽培種がハトムギになるのだという。
そういえばジュズダマの実は何となくポップコーンのよう。もしかすると煎ったら食えるのだろうか。そんなわけないか。

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水路のナチュラルガーデン

野生の草は、ホームセンターなどで見られる栽培種の花に比べると、花の大きさが全体に比べて小さく、それでぱっと見には、草がはびこっているようにしか見えない。草がはびこるというのは、通常厄介なことだと思われるのだが、それにしても最近はやりのナチュラルガーデンと何が違うのだろう?

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〈おまけ〉農業用水の泉





posted by 進 敏朗 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする