2017年11月07日

ホシハジロ

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琵琶湖をみるときょうも鴨の群れがいる。
吾妻川河口に、だいぶ近づいていて20メートルくらいの距離しかなかったので、手持ちのレンズでも比較的大きく写すことができた。

手持ちのレンズは、ニコンのミラーレスで110ミリで、これは一眼レフでいうと300ミリくらいのレンズに相当するのだろうか。望遠レンズでも、大きくならず軽いのでありがたい。

この鴨は何という種類だろうかと調べるとホシハジロのようだった。

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潜ろうとしているところ

一群のなかで、より岸寄りで潜ったり浮かんだりを繰り返している集団がいた。

そこが餌場のようだった。何を食べているんだろうと思ったが、調べるとこのホシハジロ、小魚を食べることもあるが主に水草を食べているということだった。

この日撮った別の写真では、嘴から水草を垂らしているやつが写っていたりしたので、やはり水草を食べているようだった。

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浮かび上がったところ

野鳥なので、不用意に近づくと沖の方に頭を向けて遠ざかっていく。
だが彼らにとって餌場は岸近くにあるので、そこは離れがたいようだった。
じっと動かず立っていると、すぐに振り返って餌場に戻って来た。
もぐったり浮かんだりする様子をしばらく見続けた。


posted by 進 敏朗 at 22:13| Comment(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

カマツカ

野洲川の河況.jpg
野洲川の河況(午前11時ごろ)

午前中、時間があったのでちょっとだけ野洲川に行く。
守山、野洲市境の堰堤は、工事中にもかかわらず釣り人多し。
その下流、川田大橋まで行くと、先日の雨で水量が回復していた。

河原のヨシの中ではギョギョシ、ギョギョシとオオヨシキリ鳴く。

カマツカ.jpg
カマツカ

1投目、50センチ級のニゴイが網の中を暴れまわった。
連休明けはニゴイの季節であることを忘れていた。そいつは暴れた末、網から外れていった。

2投、3投するもコアユらしき魚影はみられず。
連休中の夕方、割とまとまって捕れたんだけど、今回は水量が増した分、もともと少ない魚が川の中に分散してしまった、なんてことがあるんだろうか?

田んぼの濁り水が割と入ってきていているのも影響しているのか?
そして5投目か6投目に魚が入ったと思ったら上の写真のようなカマツカだった。



体長は10センチくらい。
ときどき外道で入ることがあるが、今年は割と多いような気がする。

きょうはコアユは駄目だなーと思い、カマツカをしばし観察。
すると1匹の腹が大きくてニゴイ同様産卵期のようだった。

コイ、フナ、ドジョウ、ナマズ…有名な川魚にくらべ、はっきりいってカマツカはマイナーだ。

形はフナにしては細長くドジョウにしてはふつうの魚っぽい。
なにか、なりきれていない感をかもしだす魚。

でも案外、近所の用水路でも砂底にじっとしているのを目視することも多く、昔は、こういうほかとちょっと違うがあまり知られていない魚が面白かった。

絶滅が危惧されているとかいうことはなく、案外たくさん生息しており、タナゴ類ほど見て美しいとか可憐だということもないので話題にのぼることは少ない。そんな魚につかの間のスポットを当ててみたのだった。

味は悪くないのだが…2匹だけ持って帰るのも面倒で、放流するとササササと尾を左右に振りながら忍者のように川の中を戻っていった。

この日はコアユは捕れないとみて、これで引き上げた。




posted by 進 敏朗 at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月08日

オオカワヂシャ

オオカワヂシャ.jpg
大きな草だ

近所の用水路に小さな多数の花が咲いた大草が生えて、丈が1メートル以上にもなってほとんど流路をふさがんとする勢いだ。

この草は何だろうか。よく見るんだけど、ネットで「紫色の小さな花」「川」などキーワードを入れて検索すると、オオカワヂシャという植物であることがわかった。

オオカワヂシャの花.jpg
オオカワヂシャの花

ゴマノハグサ科ということで、同じ科には庭の雑草でおなじみのオオイヌノフグリがあり、花を見ると確かに似ていて、直径6ミリか7ミリくらいで、同じような色あいの、紫色の線が入った4弁の花が咲いている。

拡大してみるとそれなりに風情があるが、草全体を見ると大きな図体に細かい花が無数についていて、もじゃもじゃ頭のようで散らかり感を禁じ得ない。まあこれはこれでこの植物のプロポーションなんだろうけど。

このオオカワヂシャは特定外来生物ということで繁殖が懸念されているという。それは在来種のカワヂシャが追いやられて準絶滅危惧種になってしまったからだという。カワヂシャは、もっと小さくて、花も白っぽいという。

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キショウブも花盛り

同じ用水路には外来植物のキショウブも花盛りとなってきた。外来植物、強いもの同士が用水路で伸び盛っている。水辺のグローバル化よ。

このオオカワヂシャ、湖岸に急速に繁茂しているオオバナミズキンバイに比べると、石垣の奥まで根を張っているわけではないので引っこ抜くのはそれほど難しくないのではないか。

しかし、もうちょっとしたらここら辺ではホタルが出る時期になるので、しばらく雑草を抜くのも控えたほうがいいかもしれない。その辺の加減が難しそうだ。


posted by 進 敏朗 at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月09日

オオバンを見る

車窓から眺めるオオバンの群.jpg
車窓から見るオオバン

琵琶湖博物館のある烏丸半島の湖岸で、水鳥のオオバンが上陸し、草むらを一心不乱についばんでいる。

みぞれ混じりの厳しい天候のなかタフな鳥たちよ。
人が近寄ると逃げるのに、車だと近くに停めても逃げる気配がない。

道路上を歩くオオバン.jpg
道路を歩いて渡るオオバン

それをいいことに、オオバンを車の中から眺めた。

草を食うことに夢中になった鳥たちは、ときおり糞を垂れながら少しずつ陸地の奥まで侵入してきた。

ついに5メートル以内に近寄って来た。観察されているとも知らずに無防備な姿をさらしている。

オオオバンの足.jpg
だいぶ近づいた

これだけ近づいたので、コンパクトデジカメでも撮影ができるぞ。
ズームにして、オオバンの足の形状をみることができた。

足は体長とはアンバランスなくらい大きく、指には弁足とよばれる平たい板のようなものが付いている。

カモ類の水かきとは違いセパレートタイプで、これによって水上を泳げるだけでなく、陸地を歩くのにも対応していると見受けられる。

オオバンの群れ.jpg
水上から陸地に展開するオオバン群(宇曽川、8日撮影)

オオバンは上の写真のように、水面から岸辺にかけてをテリトリーにしていて、カモ類よりも陸寄りの場所にいる。

いま琵琶湖岸で最大勢力の鳥はこのオオバン。

琵琶湖岸で数万羽はいるといわれる。湖岸や内湖のどこに行っても、こいつを見かけない水辺はない。真黒な色に、ほとんど鳴き声も上げず、モノトーンの集団はちょっと不気味にさえ見える。

しかし都道府県によっては、絶滅危惧種に指定されているという。そうなると、ものすごく貴重な鳥に見えるのかもしれない。

posted by 進 敏朗 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月10日

琵琶湖のプランクトン

プランクトン2.jpg

琵琶湖博物館に「本日の琵琶湖のプランクトン」のコーナーがあって、顕微鏡でのぞいた画像をダウンロードできる。

筆者はプランクトンを撮ってアップしたかったけどQRコードというものを扱ったことがなかった。

でも今回初めて挑戦した(取りこんだ画像が上の写真です)。

顕微鏡とパソコン.jpg
コーナーのようす(琵琶湖博物館)

実は先日、画像を取りこんで家に持ち帰ったつもりが消えてしまっていた。

それで本日再度、同博物館のコーナーに行き、説明をみると取りこまれた画像はそのままにしておくと1時間後に消えるとあり、保存方法を見ながらやっと成功した。やっとできたよ、とほっとした。

係員さんによると同コーナーのプランクトンは毎朝、当番の係員が同館近くの船着き場でプランクトンネットを湖中に放り、ロープをたぐりよせ10メートル引き、採取しているという。

だから密度はかなり濃縮されていて、琵琶湖の水をそのまんま見てもこんなにプランクトンが観察できるわけではないという。「こんなたくさんいたらアオコですよ(笑)」と。

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琵琶湖から採取された水(係員さん撮影ご協力)

顕微鏡の倍率は接眼レンズが10倍で、真ん中にあるダイヤルで0.63倍から6.3倍まで変えることができ、像の大きさは6.3〜63倍になる。パソコン画面に映る像は、顕微鏡でのぞいた像より2倍くらい大きく見える。

ただ顕微鏡で直接のぞくほうがシャープだ。

案外倍率は高くないが、一面に広がる大小のプランクトンを見たりできるから、倍率が高ければいいというものでもないようだ。

冒頭の画像で、大きいやつはミジンコだ。

緑色をしているのは植物プランクトンの仲間だ。

緑色をした星形のやつが広がっている。この名前を先日、同コーナーで観察していた少女から「ミクラステリアスハーディーです」と教えられた。筆者はそれをメモった。もはや教える教えられるに年齢は関係ないのだった。

充実した施設環境がプランクトン好きをはぐくんでいる。

プランクトンたち.jpg
皿の上のプランクトンたち

冬場は植物プランクトンが多く、季節によって、見られるプランクトンが違うという。プランクトンを通じて「生の琵琶湖」を見られるようで興味深い。これを折々に観察していけば変化があって、より広い世界が見えるかもしれない。
posted by 進 敏朗 at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする