潮吹く海辺
東から山陰地方に接近した台風15号。
その影響で、海は荒れていた。
熱帯低気圧にかわり、海からの風はさほど強くないが、波がおさまらず。
もし漁港内で釣りができればと思ったが、やめといたほうがいいのは明らかだった。
様子見した漁港から引き上げようと、約20分後に車に乗り込むと、フロントガラスが白く曇り、潮の薄膜が形成されつつあった。
恐るべし。車のエアコンを回さず漁港を脱出した。
大荒れの海
旧祖母宅も海の近くなので、海側の方角の窓はアルミサッシが腐食し、開け閉めができなくなった。
さらには風呂場の換気扇は錆の塊となり、エアコンの室外機もやられて交換。
もちろん車にも大敵だ。
海辺は涼しいのだけど、塩害が悩みの種である。
水位の上昇した川
さて川を見ると、いつになく水位が高くなっていて、橋のすぐ下まで水がある。
いつもより1メートルはゆうに高い。
あの橋の先は海岸なので、浜に砂がたまって水をせき止めているに違いない。
ボラの子が立てる波紋
川の中では10センチくらいのボラっこが盛んにはねており、内湾を好むボラにとってはよさげな環境のようだ。
河口部
河口には砂がたまっていた。
台風の波で砂が押し寄せたのだろうか。
海に流れ込む川の水
海からの波が盛んに川に入り込む一方で、川からも海へと水が流れ込む。
きょうは昼ごろが満潮で、高潮となったのかもしれない。
これ以上川の水位が上がったら、氾濫するので大変だ。
水位の高い川
急に水が抜けた
ところが2時間後、川を見ると水位が1メートルくらい低下していた。
どうなっているのだ。
水没した柳の木
水没していた柳の木も、
根本が見える
上の写真のように根本と護岸の下のスペースが姿を現した。
切れた河口
浜まで行くとさっきまで砂がたまっていた河口が、幅5メートルくらいにわたり切れていた。
これで水が一気に流れたようである。
こんな短時間で切れるものとは思わなかった。
決壊する様子は盛大だっただろう。
白百合咲く
ところが次の日になると、昨日ほどではないがまた川には水がたまっていた。
砂の変動は、思った以上に激しいのであった。
海の波は、浜を侵食もするが、このように吹き寄せもして、条件によって異なる働きをする複雑なものだと感じ入った。


