湖岸に生えるビワが熟してきた
湖岸から投網でコアユを再度狙うが
5月30日に湖岸から投網でコアユを捕ろうとし、魚はいたのにことごとく逃げられ、9匹しか捕れなかった。
その2日後であるこの日、たまたま予定が空いていたのでもう一度捕りに行く。
風もなくよく晴れた真夏日。ビワの実も色づき始めた。
網を投じたところ
琵琶湖をみるとやはり、魚の群れが見える。たくさんいるぞ。
網の届く距離で水深も浅い。
網を投げてから着水するまでに、魚が逃げていく動きを考え、網の中心を魚の群れよりも沖めに投げる。
これが前回の不振を踏まえて考えた作戦であった。
さあどうか。
2匹しか入らず
入ったのは2匹のみ。
うーんこれは。
捕らえたと思ったがだめだった。
網の中心を沖めにずらす、この投法、いいと思ったんだが結果は変わらない。
コアユが水面に立てる波紋
水面はコアユが立てる波紋が湧き立つ。
まるで雨が降ってるんじゃないかと思うくらいだ。
魚はうじゃうじゃいる。
でも網に入るのは一度に2匹とか、多くて4匹。
網が届く前に、魚がパーッと逃げていくのだ。
逃げ遅れた1匹か2匹が入るのみでは、あまりに非効率だ。どうすればいいのか。
炎天下に歩き回り、だんだん疲れてきた。
ハマヒルガオ咲く
湖岸に腰を下ろす。
ハマヒルガオが夏の日差しに咲く。
投網も大輪を咲かせたいのだが…。
たとえ1匹ずつでも捕れるからいいじゃないか、とも思うが、網を1回投ずるたびに群れが散ってしまうので、場所を移動する必要がある。
この日は平日で釣り人が少ないのでよかったが、こんな手当たり次第のように湖面を波立てていたら、釣り場を荒らすことになりそれこそ波紋が広がるであろう。
浜と鳥
鳥の振りをみて投法再考
湖岸にはサギなど鳥が多く飛来していた。
水面に浮かび出たカワウがアユをくわえ、うまそうに食べている。
上空にはトンビ滑空。湖中の獲物を狙っているのか。
考えてみれば、浅場に集まるコアユは鳥に食われるリスクをおかしているのである。
とくに、澄んで穏やかな水の中は、上空からは丸見えだ。いつ襲われてもおかしくない。だからコアユは空からの敵にはとりわけ敏感なはずだ。
こんな当たり前のことに思いが至らなかった。
魚を狙うアオサギ
こうしてみると、網打ちの準備動作からこちらの姿をさらしすぎではないか。
先ほども、水中に群れを確認したのち、そこの波打ち際に立ったまま下を向いてガチャガチャと網をセットし、サア投げようと思って向き直ると、ターゲットが消えていた。
こんなことが数度あったのである。要は、投げる前から魚に悟られていたのだ。
それを防ぐには、網を投げる直前までこちらの姿を魚に見せぬようにすればいいのではないか。
このように考え、浜の斜面に座ったままの姿勢で網をととのえると、そこにいる魚の群れは動かなかった。
やおら立ち上がり、なるべく動作を小さく、すぐに投げた。するとーー。
捕れた
8匹がまとまって捕れた。大きいやつもいる。
これはいけるぞ。
座ったり、あるいは木陰を利用して投網をセット、そしてサギのようにゆるやかに立ち上がり、すぐさま投げるという急襲投法。
これによって魚に悟られるのをコンマ数秒でも遅らせるのである。
木陰から琵琶湖を監視
20匹をキャッチ
そして20匹入るというビッグショットもあり。
魚が逃げるタイミングをわずかでも遅らせるこの技は効果があった。
後半の数投で成果を得た。
本日の成果
前半の不振を後半のビッグショットで盛り返し、計79匹。
目方は約650グラム。大きいやつは14センチあったが、ほとんどは体長10センチ、重さ8グラムくらいの天ぷらにちょうどよいサイズ。
1匹1匹、腹をさばいて調理したところ80匹でちょうど1時間。持ち帰りにはこれくらいの数がちょうどいいかも。
天ぷらは新鮮でうまかった。残りは南蛮漬けとした。
湖岸での投網にひとつの成果
これにて湖岸での投網にひとつの成果を見た。
これまではがむしゃらに投げまくるだけだったが、非効率で網を傷めるのを早めていた。
やはり、この日のように魚がたくさんいるときは、いかに投げる数を少なくして、効率よく捕るかを追求するのが筋だろう。
鳥に学んだ急襲戦法、この技は有効であった。また試したい。
とりあえずまもなく台風が来て、川がやっと増水しそうなので、次は舞台を川に移して釣りでもやってみるか。


