薄暮の琵琶湖(午後6時ごろ)
ワカサギ捕りに挑戦
琵琶湖へワカサギを捕りに行く。
2年前、2月下旬に捕りに行ったら、シーズンが終了していた(2024年2月24日記事「琵琶湖の夜満月」参照)。
そこで、もうちょっと早い時期に行ってやろうと思っていたが、ことしの2月上旬は吹雪となり、魚捕りどころではなかった。
寒波が去り、3月下旬並みの暖かい日が2日続いたあと、この日は再び冷たい北風が吹いて気温が低下した。
夕方から湖西方面の浜に向かい、午後6時前に着いた。
立春を過ぎて日が長くなり、この時間でもわずかに明るい。
日没時の気温は5度、日没後はさらに低下。
湖岸では風はそれほどではなかったが波立っている。
真っ暗になるのを待って、6時半ごろから投網を開始した。
水の中を照らすが、魚は見えず。
捕れた
魚が見られず不安よぎる
投網は1年半ぶりの再開となった。
昨年は、ホンモロコ、コアユとも魚影が見られず投網をあきらめたのだった。
久しぶりだったので、投網キャスティングのリハビリが必要となった。
投網では野球のバッティングとは逆向きに体を回転させるが、感覚が戻らずうまく広がらない。
三日月や半月のようにしか広がらず、何べんか不満足なキャストを繰り返す。
その不完全にしか広がらない網に、2投目で最初の1匹が入った。
針のように細かな魚体が、暗闇のなかにほんのり光る。
湖上に浮かぶ水鳥(中央)。寝ているのか、ライトを当てても逃げない
湖水全層循環との関連は?
訪れた場所は車が停めやすいせいか、次々とヘッドライトを着けたワカサギ捕りの人が来場し、情報交換の場となる。
水際をライトで照らして、魚がいないのを見るや早々に引き上げていく人も。
話を聞くと、2月上旬はよく捕れていたそうだ。
そういえば先日、琵琶湖の最深部に酸素が行きわたる「全層循環」が2月10日にみられたと滋賀県が発表した。
この二つのことを照らし合わせて考えると、ワカサギの産卵行動は琵琶湖の水温低下が最も進んだころにピークとなるのか?
と、ひとつ仮説を立てた。
来シーズンのテーマができたので、楽しみにしたい。
ニゴイだ
たもでは難しくても、投網では捕れないことはなかった。
だが捕れる魚の数よりも網を打った回数のほうが上回る状態で低調だった。
右に左に場所を少しずつ移動しながら何回か打って5匹となり、バスケットボールチームの人数(匹数)に。
これが野球チームの人数となり、いよいよ二けたに達し、サッカー、そしてラグビーチーム(15匹)となったころには希望も芽生える。
「30匹」を目安にしようと考えた。
しかし20匹を過ぎてからさらにペースダウン。
ところが10メートル南に移動して打つと、いっぺんに5匹捕れるビッグショットあり、一気に29匹まで詰めた。
すると急に欲が出てきて50匹まで粘ろうかとも思ったが、捕れたのはそこまで。
厳冬期の琵琶湖にニゴイも
何投目かで、網の中に大きなうごめくものがあり、ニゴイだった。
こんな厳冬期でも浅場を動き回っていることに驚く。
どうしようもない外道だな、とリリースしようかと思ったが、冬場のニゴイは臭みがないことを、以前マキノのイベントで漁師に食べさせてもらったときに知っていた。
そこで、このたびはキープし、持ち帰って調理することにした。
本日の成果
ワカサギは30匹で150グラム。
1匹あたり3グラムしかない。ほんとうに細かな魚だ。
持ち帰ったニゴイは、ニゴイにしては大きくなく25センチで150グラム。
ワカサギ30匹分と同じ重量だった。
ワカサギ天や、ニゴイ刺身、塩焼き
調理しやすいワカサギ
ワカサギ天は、サクサクして、丸まま食べられて調理が手軽。
このお手軽さは他の魚の追随を許さないだろう。
あすの昼食も、ワカサギ天弁当だ。
またニゴイは、さばくのに手間取ったが、半身を刺身に。
刺身はコリコリして、臭みはまったくなく、やはりおいしかった。
塩焼きも、姿かたちが見慣れないものの、まずまずだった。
ワカサギ、食べるとおいしいのだが、寒いのは苦手なので、今回寒波が去ってからと思って捕りに行ったら最盛期を逃してしまった。
つぎ、行くことがあったら寒さがピークの時期に行ってみたいものだが、あまり寒いと、こんどは夜の湖岸に出ること自体が辛そうなので、そこをクリヤーしなくてはならない。


