2025年06月14日

梅雨のザリガニ遡上

P6140102.JPG
雨水が流れる側溝に遡上(午後3時ごろ)

梅雨入りし、夜から日中にかけて大粒の雨が降り注いだ。数十ミリに達する雨量。
ふだん乾いている自宅横の側溝には雨水が流れる。夏の大雨時には、あの特定外来生物が遡上してくる。
不安を覚え、玄関から出て側溝をのぞくと、赤い色をしたあいつがいた。やはり。
直視を避けたせいか、ピンボケになってしまった。
おかげで画像をアップする抵抗が薄れてよかった。

過去2回、庭のメダカ池へこいつの侵入を受け、水草が食い荒らされるなど蹂躙された。
2度目の襲来となった昨秋には200匹以上が池の中でふ化し、ペットボトルわなを使って1匹残らず駆除するのに苦労した(2024年9月15日「ザリガニ再侵入」参照)。

冒頭の写真では、左上のまるい部分がメダカ池からの排水口で、網状のプラスチックの上にネットで覆いをして、ザリガニの侵入を防いでいる。壊れておらずとりあえず侵入回避。
雨水はさらに上流から来ているが、ザリガニは排水口付近にとどまっていた。
池からの排水に含まれる分解した落ち葉や水草、メダカやカエルのふんなどを感知したのだろうか。良さげな場所があるとわかっているのだろう。恐るべし。

白昼堂々遡上するなどふてえやつだ。
見つけた以上は生かしておけない。と思ったが、夜、寝るときにフラッシュバックしないようなクリーンな殺処分方法が思い浮かばない。
小さいやつならまだしも、ここまで大きいやつは殺害時のインパクトが大きく、死骸がえぐくなるのは必至。
拾い上げて遠隔地に放ってしまおうかとも思ったが、特定外来生物は再放流禁止だ。
1匹殺したところで、下流にはやつらの本拠地である水路があるため事態は変わらない。と結論づけ何もせず放っておいたところ、雨がやんで1時間後には側溝の水がなくなり、姿もなくなった。

ちょっと前まで地区では鴨を飼っており、それらにザリガニを生きたまま放ったところ、うまそうに食べていた。子供から昔、一緒に「生き餌」やりをしたことを言われるまで忘れていたが、鴨がおればクリーンなザリガニ処理装置になっていたと思い出し、惜しいなあと思った。





posted by 進 敏朗 at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | メダカ池記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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