アナベル咲く芹川の河辺(午前10時ごろ)
今年の梅雨入りは21日で、夏至と重なった。
枯れ気味だった滋賀県内の川は18日ごろまとまった雨で水量が戻った。
21日未明から朝にかけても梅雨入りの雨があり、さらに水が追加された。
河川ライブカメラで確認したところ各河川とも、水量は良好だ。
そこで夏至の翌日の土曜日であるこの日、満を持して犬上川を目指したが、清流の中にはニゴイしか見えない。
釣りをしている人もいたが、全く釣れていない。
川に水が戻って4日後であり、コアユの遡上があるのではないかという私の予想は外れた。
そこで犬上川をあきらめ、彦根の芹川に移動。
袋町近くのパーキングに停める。
水量は十分だ
実は先月18日に塩津大川で釣りをして以来(5月18日「塩津大川コアユ釣り」参照)、この日までに2度、芹川に来てコアユ釣りをし、ここでは少ないながらも釣れたので、まだ期待が持てると思ったのである。
しかし、そのとき釣れたのは10匹くらいで、しょぼいなあと思い、当ブログにアップするのを怠っていた。
というわけで芹川では、少ないながらもコアユは釣れたので今回は、梅雨川への新規遡上による釣果も望めるのではないか。
近江鉄道とJR鉄橋の下流付近でやってみることにした。
糸を垂れる
水量は申し分ない。
今回も3本針仕掛けで糸を垂れる。
だが、なかなか釣れないし、周囲の人も釣れていない。
掛かった
10回以上流し、やっと1匹釣れた。
サイズが小さい。
1時間くらい粘って2匹。
これは厳しい。場所を移動することにした。
下流の芹橋付近に移動し、左岸側に分流している早瀬を狙ったら少しは釣れた。
3本針に初の2匹掛かりもあり。
が、ヒウオかと思うほどの極小サイズも混じる。
ただ、川の中に群れは確認でき、右岸の浅瀬に固まっていて、そこで釣りをしている人だけがコンスタントに釣り上げていた。
しかし魚影は全体に薄い。
釣果
午後、強風となり、雨も降りそうなので3時ごろ終了。
17匹で、再長寸は9センチ。とにかく小さい。
計73グラムで、1匹あたり4.5グラム。
先月の塩津大川が、28匹で475グラムと、1匹あたり17グラムあったのに比べると、1匹あたり重量は4分の1しかない。
今回、釣りだからこそ捕れたが、私の持っている投網では網目をスポスポと抜けてしまうサイズのやつだ。
<参考>5月18日の塩津大川で釣れたコアユ。同じボウルに入れ撮影
6センチのコアユは細い
なぜかはよくわからないが、水量が十分に戻った6月の川でも、コアユの遡上がみられない場合もあることを知った。
今シーズン、県の調査ではコアユは例年の1割程度という数値が出ているが、川の様子はそれ以下だった。
もう少し雨が続けば、あるいは新規遡上があるのだろうか。湖西側はもう少しましだろうか。
などいろいろと、もやもやとしたが、できたら次は7月に確かめてみたい。