2023年04月15日

雨混じりホンモロコ捕り

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小雨の降る川(午後3時ごろ)

この日は前日深夜から雨となり、湖北の低山歩きを計画していたのだがやむなく順延となった。
4月の雨の日にやれることといえばホンモロコ捕りであろう。
2日前の朝、非禁漁区域の現場の川を訪れたがまったく水中に魚が見えず、引き返した。
本日の雨は本降り、降水量が20ミリ程度見込まれるので、水が増え、魚を呼ぶのではと思い、雨足の弱まった午後から現場に赴いた。
川の水位は前回よりは高い。
土曜日なので現場に人が大勢訪れているのではと思ったがさにあらず。3人ほどが、網を打つでもなく小休止している。
どうやら捕れていないようだった。
このような雨であるのに魚が上がっていないなんて。
それでも、まあこの度は、駄目でもいいからと思って装備を車からおろして川に降りる。

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大きめのカジカ現る

さて、いい場所に入れたと思って喜んで網を打ってみるが、まったく入らないことはないが1匹しか入らず。
ゼロ匹、1匹、また1匹、とペースは低調。
カジカが捕れた。川底までくまなく探って底生魚1匹という情景に、ホンモロコの不在がかえって際立つ。
深みを狙ったら、ビビンと手ごたえがして、50センチ級のコイが魚体を現し、暴れて網が破られやしないかと慌てるがなんとか外れる(網を操っていたので写真撮れず)。
期待値は下がっていき、ホンモロコにコアユが混じり、いっぺんに3匹入れば小躍りして喜ぶほどの体たらく。
先に来ていた人は1人、また1人と、あきらめて引き上げていき、現場到着の1時間後には筆者1人となった。
そこで、これをいいことに現場の上流や下流を移動してみて、網を打つと、1投で10匹程度が捕れるヒットが始まった。


なんだ、いるじゃないか。場所のちょっとの違いで、いる場所というのがあるのか。
ヒットは数投の間続いたが、次第に数が減って沈静化した。
群れがそんなに大きくなかったかもしれない。

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ホンモロコ捕れる

まあしかし、初めの低調さからは一転してほどほどに捕れたので満足。

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本日の成果

700グラムくらい目方があったので100匹弱だろうか。
さっそく洗って飴炊きとした。
今年は暖冬のせいでサンショウの葉が3月には出てしまい、いったん摘んでから出てきた「2番葉(?)」を使ったので香りは今一つ。
砂糖多めで濃厚に炊いた。川に薄濁りがあったせいか、ちょっとじゃりっとしたのが難点だった。
posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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