2023年02月10日

アクリル水槽

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自作アクリル水槽

琵琶湖博物館のビワコオオナマズを展示している大きなアクリル水槽が突然、壊れたという。
ニュースの写真を見ると、円筒形をした水槽の腹がバーンと割れていてびっくりした。
あんな分厚い水槽でも壊れることがあるのかと。老朽化が原因という報道もあったが、アクリル水槽が二十数年で壊れるものなのか。原因の解明をしっかりやってほしいと思った。

というのも、うちにも20年近く前に自作したアクリル水槽があるが、粗雑な造りなのにまだ壊れてはいないのである。
メダカ池を造ったのよりも前に小魚が飼いたいと思い制作した。
アヤハディオでアクリル板を買い、アクリル用カッターで切断、アクリル用ボンドで接着した。
手前側に水を張り、奥側には土を入れて、植物を生やしてビオトープのような感じにしようと目論んだ。
アクリル製のメダカ池プロトタイプだった。

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荒れた水槽内

だがアクリル板を組み合わせた構造なので、マインクラフトのように垂直と水平の面しかなく、水際と陸地がゆるやかに連続する「浜」を再現するのは困難だった。アクリル水槽ではそこに限界を感じた。
その後築造したメダカ池では、実現したいものとして「州浜」を掲げたのだった。

今では水槽、放置気味となり、このようにすっかり荒れ果てた感じとなった。メダカも、この水槽ではなかなか繁殖せず、この日も生存が2匹確認されただけだった。手入れ不足によって、メダカの生存にも適さない環境になりつつある。ものを造った当初は愛着があるのに、だんだん古びていき、手入れをしようという気持ちが薄れていく。
しかしこれで打ち捨ててはなんにもならない。琵琶湖博物館の水族展示はしばらく休みとなって残念だが、しっかりと復活してほしい。この水槽もいずれまた整備復元して、ビオトープの趣を出してみたい。





posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メダカ池記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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