夏空に伸びる竹
前日の関東甲信越地方に続き、この日は近畿でも梅雨明けが発表。
6月末という異例の速さで梅雨の時期は14日間しかなかった。
大津の観測地点で今月まとまった雨が観測されたのは、月始めの6日と、14日、そして21〜22日にかけての3回で合計約130ミリ。
ここまで順調と思っていたのに、まさかこのまま梅雨明けとは驚愕の一言。
彦根では、この半分も雨が降っていない。21〜22日の雨が、三重県境など県南部が中心で県の北半分にはあまり雨が降らなかった。
それで県南部の野洲川にはまだ水が流れているが、北のほうの川はだいぶ細っているだろう。
川が干上がるまでに魚を捕りに行く。
途上で通りがかる野洲川の落差工付近を運転席からチラ見すると、まだ滝は見られるが人がいない。
梅雨明けでシーズン終わりなのか。たまたま人がいないだけなのか。
草むらごしに川をのぞく
湖西のほうの川に行くと、幸い、まだ干上がってはいなかったが、水量はだいぶ少ない。
このまま1週間くらい日照りが続いたら、魚捕りは終了だろう。
網に入った魚
群をめがけて網を打つが群れの中心を外した。
水が澄んでいるので、空から飛んでくる網に魚が反応し、着水するまでにばーっと逃げるのが見える。
それでも網には100匹は取りこまれたのではという感じだったが、引いていくうちに網の間や下から魚がスポスポと逃げる。
あまり捕れない
魚のサイズが小さくて、網に入った数の数分の一なのではないだろうか。
琵琶湖のコアユの平均サイズは年によって大きかったり小さかったりがあるが、今年は小さい。それに遡上している数が少ない。
最初のひと網で外し、その後も成果ぱっとせず。
川辺に咲く優雅なネムの花
本日の成果
1時間やってみたが、50匹に満たず、400グラムにも満たない。
川を遡上すると、コアユは琵琶湖にいるときよりも成長していくのだが、それでこの大きさとは、もとがよっぽど小さいのだろう。
南蛮漬けのストックに。
この夏は、これで川のシーズンが終わってしまうのだろうか。
それよりも何よりも、このまままとまった雨が降らなかったら、1994年以来の大渇水が心配される。