カキツバタ群落
有名な大田神社のカキツバタを鑑賞した。
平安時代から貴族にめでられていたカキツバタ群落。
尾形光琳の絵にも。
これがあのカキツバタか。そんなことを思って眺めた。
青紫色の花が、池一面に見られた。
千年以上も、遷移もせずに同じ植物が生え続けているのはすごいことだなと思う。
満開のピークは少し過ぎていたものの見ごたえは十分だった。
有名だから、観光客がもっと来ているかと思ったがそんなことはなく、静かに距離をとってみることができた。
コロナも3年目になり、この連休は蔓延防止などの対策も取られず京都の有名観光地はかなりの人出でにぎわったという。
しかしカキツバタ群落は、観光客が沸騰する以前の、のんびりした風情が残っていた。平日だったからか。
神社に流れる水
神社の境内には、山からと思われる水が流れており、タゴガエルというカエルがいるそうだ。
石垣のあたりから鳴き声が聞かれた。腹の黄色い小鳥が2羽、石製の樋のところで水浴びをしていた。