静かな湖面
5月のこの時期に早くも梅雨時のような前線が延びる気圧配置となってきた。
太平洋側では大雨のようだがここ滋賀県では思ったほどの降雨はなく、この日午前中は雨が止まった。
そのすきをついて琵琶湖にコアユ捕りに行く。
本当は雨がもっと降った後のほうがいいと思うが、自然のコンディションより人間(筆者)のスケジュールのほうが優先なのでいたしかたないところ。
蓬莱の湖岸に着くと波静かだった。
水面も静かで、コアユが立てる波紋がほぼ見られない。
そのせいもあるのか鳥もおらず、静まり返っている。
魚が見えない
水は澄んでいるので、堤防から見下ろすと湖底まで見えるが魚影のきらめき見られず。
コアユ、川の水が増えたのを察知し、すぐにでも遡上できるよう河口付近に集っているだろうかと想像していたが、そうした様子は観察されなかった。
河口デルタ形成の第一歩
小さな流れ込みでは、砂が沖に運ばれ、三角形に堆積。これが成長するとデルタになっていく。その第一歩の地形のようだ。
こうした流れ込みの周辺などで網を投げた。
1匹捕れた
ひと網に1匹。
湖岸のコアユは群れているものだが、魚影がだいぶ薄いようだった。
キショウブ
静まり返った湖岸付近にはキショウブも咲く。
1時間ほどで7匹捕れた。
本日の成果
まだ川は早いかと思って湖岸に行ったが、魚はどこにいるのか?
例年この時期にはもう捕れると思ったが甘かった。
コアユ天
しかしわずか7匹でも、天ぷらにすればかさが増して、それなりに食いでが出てくる。
次はまたコンディションの良い時に狙いたい。