氷
大津の最低気温は氷点下1.4度。雪が解けて雨に変わるという二十四節気の「雨水」も過ぎた2月下旬にしてはけっこうな冷え込み。2日前に積もった雪がまだ完全に解けずに残っている。
冒頭の写真は、生ごみ堆肥づくりのビニールシートの山を石で押さえているところに雪解け水がたまったのが凍った形である。
ジョウビタキ
この日は昼になっても、鳥の活動が活発だった。
飛来したのはジョウビタキ。
ジョウビタキは冬の渡り鳥。見かける時はいつも単独で、枝の先とかに止まり、地上に降りて何かをついばんでいる。虫を探しているのか。
知ったようなことを書くが、5年前の同ブログ記事を見ると「野鳥」としか書かれていなかった(2017年1月20日「大洗海岸と涸沼(下)」)。
何という鳥なのかを知ったのはここ5年以内の話だった。
メジロ
メジロも飛来。
メジロはいつも2羽で連れだって来るが、撮影の技術不足・辛抱の足りなさによりレンズには1羽しかとらえることができない。
望遠レンズを取り出したら、何かが不調で作動しない。それで標準的なズームレンズで撮ったのだが、5メートル以上離れたところから撮ったら小さくしか映らない。拡大すると上の写真のようにぼやけてしまう。
メジロはジョウビタキよりもさらに小さく、木にぶら下がった姿勢で止まったり、幹の周りを一周したりと身軽で、枝の間をせわしなく動き回っている。地上に下りることはなく、ミカンを好んで食べる。
地上に下りるジョウビタキは明るい黄土色と黒、灰色が混じった色で、樹上にいるメジロは葉っぱのような色をしている。よくできたものだ。
そして、この日はジョウビタキとメジロが同時に庭で見られた。
庭に飛来する鳥の中でいちばんきれいだなと思うのはメジロで、次がジョウビタキだったので、
双璧の鳥が並び立ってうれしかった。
↑ジョウビタキの姿に、メジロの鳴き声の映像
メジロがよく鳴いている。ジョウビタキは、飛び立つときに鳴いたがその鳴き声はクリック音のような打楽器のような音だった。
鳴き声が火打石のようだということでヒタキという名が付いたということだそうだ。
この日はツグミも飛来。冬の渡り鳥だが、地面をぴょんぴょんはね歩く姿は地味だが均整がとれている。
撮ろうとしたら逃げられた。機動性が必要だ。
そしていつものスズメ、ヒヨドリが見られた。
冬の野鳥観察を楽しんだ。
シーズン終わりかけのロウバイ
ジョウビタキ(2月25日撮影)。間合いを詰めることに成功