薄氷が張った庭の鉢(1月16日)
庭の鉢に薄氷が張った。
この日の大津の最低気温は氷点下1.2度。
毎年1月には寒い日は最低気温が0度を下回り、水たまりが凍ったりするのが見られる。
気象庁によると大津では今年1月、最低気温が0度を下回った日が計15日あった。およそ2日に1回。
詳しく数えているわけではないが、これはここ数年では多いほうではないか。
そして雪も降った。
彦根や米原などでは大雪となったが、南部はさほどではなかった。でも、冬らしい景色をみることができた。
琵琶湖も最深部に酸素濃度が高い冷たい水が混じる全層循環を確認した。
昨年も確認したが、その前の年まで2年ほど見られなかった。
これがないと最深部が酸欠状態になり湖底生物が死滅してしまうので、暖冬とそうでない冬の境目というものが、琵琶湖の全層循環のあるなしに現れる。温暖化は琵琶湖の環境激変でもあるのだ。
このように今年の滋賀南部での冬はまずまずの冬らしさだった。
ただ、この1月の最低気温は25日の氷点下1.9度。冷え込みが厳しい時はマイナス3度以下になることもあるので、氷の張り方がやや物足りなかった。積雪も、雪だるまをつくれるほどの量には程遠かった。
冒頭の写真は16日の撮影で、この日の大津の最低気温は氷点下1.2度だった。
庭の鉢に薄氷が張り、底のほうでメダカやオタマジャクシがじっとしていると思われる。あすは立春だ。