2021年05月29日

ゲンジボタル飛来とヒメボタル

DSC_9185 玄関の虫.jpg
虫がいる

昼ごろ、玄関の扉にホタルのような虫がいると、子どもが言うのにうながされ行ってみる。
すると木製扉の表面に黒い虫がついている。


DSC_9189 ゲンジボタルだ.jpg
ゲンジボタルだ

胸部が赤く、ゲンジボタルだった!
徒歩数分のところには生息地があるが、風で飛ばされてきたのか。
扉が木製のせいか、木かと思ってとまるのかもしれないが、たいていはガで、ホタルが来たのは初めてだ。
さすが滋賀県というべきか。
ホタルは微動だにせず、じっと止まっていた。

DSC_9294 月夜.jpg
月夜(大山崎町)

この夜は大山崎までヒメボタルを見に行ったのだった。
桂川近くの小泉川右岸川尻に、西日本最大の群生地があるという。

姫蛍.jpg
ヒメボタル(手前の白い点)

ヒメボタルは、1秒にも満たない短い間隔で点滅を繰り返していたが、これを撮影するのは素人には難しかった。
ゲンジボタルは数秒間光っているので、水辺を飛び回る様は詩情が感じられるが、ヒメボタルは、何というかより機械的な印象がする。
ひっそりとした藪で明滅する様は、静寂で少々怖い感じもした。暗がりを怖がる朋。実際不気味な感じはあった。冥界の使者? そんな感じで光っていた。
月が出ていたのを見た。

子どもから、昼のホタルをメダカ池近くに放したら、夜、池付近を飛んでいるのが見られたと聞いた。
それは風情があったことだろう。

posted by 進 敏朗 at 23:59| Comment(0) | 水生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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