JR山崎駅前
天王山にのぼることにした。
京都大阪両府境にあって標高は270メートル。
羽柴秀吉と明智光秀が争った山崎合戦の舞台として知られる山。
名神高速道路の天王山トンネルはかつて渋滞の名所だったが、いまではバイパスもできて、ここで渋滞することはほぼなくなった。
宝積寺
駅前から登れる山天王山。
まずは急な坂道があり宝積寺に着く。
この急な坂道は断層で盛り上がった崖なんだという。
それで、下の方は急坂で、上にいくと平らな地形となっている。
境内の池
師走に入ったが紅葉は盛りといった様相だった。
天王山登り口の案内
参拝をすませると、灯篭の根元に「登り口」の小さな看板があった。
登山案内図
登山の案内図がある。
「現在地」は、けっこう山の中腹のように描かれているが、じっさいにはまだ270メートルのうち50メートルくらいなのではないか。
きょうの目的地は、山頂ではなくて、見晴らしがよいとされる旗立松だった。
登山道
登山道に入る。
大きな石が上から落ちてきたのかごろごろと転がっている。
道は整備されていて、歩きやすい。
幅も広くて、下りてくる人とすれ違っても余裕がある。
旗立松
ほどなく、旗立松に着いた。
一回休んで、ゆっくり歩いても、宝積寺から20分くらいだった。
このあたりは名神の天王山トンネルの真上で、標高は200メートルくらい。
一部急坂のところはあったが、歩く距離自体が長くないから、山に慣れていない者でも、のぼるのはさほど難しくはなかった。
展望台からの眺め
雲一つない晴天だ。
展望台からは東や東南の方角が見える。
初日の出のスポットとしても人気があるという。
しかし、この展望台はさほど広くないので、10人も入れば、満員になってしまうのではないだろうか。
それ以上の人数が立つと、密な状況になってしまう。
広い眺めが
展望がある広い場所を探してさらに登山道を進んだところ、木が伐採されて視界が広がった場所に出た。
一昨年の台風で木が倒れ、伐採作業があったようだ。
おかげで視界が広がった。三川(桂川、宇治川、木津川)合流が見える。