2020年05月23日

犬上川の清流

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五月晴れの河原(午後1時半ごろ)

前日の野洲川でのまずまずの成果に気をよくし、つぎは備蓄食料をつくろうと犬上川に行く。

つぎも野洲川にしたらよさそうなものだが、野洲川は都市部に近くて土曜日などは家族連れなどたくさんの人が訪れる。

犬上川は、ふだんは瀬切れをして、中流は水が流れていないか、ほとんど流れていないけど、先週末から19日に降った大雨のおかげで、まだ中流部にも流れがあって、釣り人も訪れていた。
これは滋賀県の河川ライブカメラで確かめられるのだった。

現着し、日焼け止めクリームを顔や首に塗りたくって川に下りる。
五月晴れの、気持ちのいい清流の景色よ。

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川に降下を試みる猛禽類

川の水面めがけて猛禽類が旋回している。

機敏なのでトンビじゃないだろう。タカか何か。でも種類がわからない。
川をめがけて何度も羽をすぼめて降下を試みて、魚を狙っているようだった。



魚捕りがしたい、とはやる心をしずめて、まずは水辺の自然に見入る。
しかし動画撮影は、はやる心を反映したかのように粗雑になってしまった。
事前の充電が十分でなく、電池容量低下の表示が出てしまい、動画撮影は早々と打ち切りに。

※追記 調べてみると、羽の色や模様などから、じつはトンビのようだった。トンビでもこのように単独で、川の獲物を狙うことがあるようだった。野洲川では、河原に打ち捨てられたニゴイの死骸をつついている印象しかないが…。豊かな自然が、トンビを精悍にするのかもしれない。

※追記2 トンビは京都の鴨川でも、ふつうに魚を狙っていますよ、と指摘を受けた。知らぬは筆者だけだったのか…。

さて視線を川に落とす。
すると流れのどこを見ても、黒い影がびゅんびゅんと泳いでおり、要は川じゅうがアユで埋め尽くされているようだった
まさに「鮎」とはこのこと。

※追記3 「鮎」とは、いまでは「アユ」のことだが、古来は「ナマズ」を指していたと指摘を受けた。そうだったのか。でも、川を占めているから、ぴったりなんじゃあないかと思う。

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何匹か捕れた

投網をやるためのスペースも、じゅうぶん確保できる。100メートル上流や下流にも人影はない。
サアやるぞ、と、ほどほどに浅い流れに網を打つと、1投目から20匹以上入った。

少し下流に移動して2投目を打つと、こんどは40匹。
3投目にして、計90匹くらいに達した。

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3投目を終えたびくの中

数が出たことに加えて、なんかサイズが大きい。
4投目を終えて、持参したミニクーラーに入りきらないと気づいた。

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入りきらない

結局、最後に1回だけ、と5投目をやってしまい、上の写真のような状態になった。
レジャー用のミニクーラーだが、このように収まりきらないくらい魚がとれたのは初めてだ。

もっと大きいクーラーを持って来ればよかったが、魚を捕るのは半分の仕事。
これを持ち帰って調理するとなると、これ以上魚があったら疲弊してしまいそうだ。

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道端の紫色の花

現場に着いて、投げたのは5回。鮮度保持が不安になったので、急いで帰った。

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本日の成果

先日、筆者に投網を譲ってくれた隣のおじいさんに、大きいやつ10匹をおすそわけした。
最長寸は15センチで、まるで規格が統一されてるかのように、ちょうど15センチの鮎ばかり20匹あった。

約140匹、目方は約2.7キロ。
先日の野洲川のコアユがだいたい1匹あたり10グラムだったが、今回はその倍ある。

さて、さばくこと2時間。
さらに休憩や買い物をはさみ調理にも2時間。
捕るのは1時間もかからなかったが、後の工程はたいへんな労力がかかった。

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ラージサイズ特選品(15センチくらい)

大きいやつは背開きにして、30匹ほどを塩こうじにつけこんだ。

つぎに大きなサイズのやつは40匹ほどを飴炊きにした。

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天ぷらや南蛮漬け

残った60匹くらいを天ぷらや南蛮漬けにしたのだが、1匹のサイズが大きくて上の写真のような状態に。
天ぷらは、3匹も食べると腹一杯といった感じとなった。
どういうわけか骨が固くなくて気にならなかった。
天ぷらの残りは、みな南蛮漬けと化していった。

このようにして食料の備蓄づくりは達成された。
コアユから3種の食品を調理、下ごしらえし、弁当のおかずとなるのだ。

犬上川、野洲川にくらべると、やっぱりコアユがたくさんのぼってくるようだった。
打てば響くというか、網を投げれば思うように捕れる。
しかも水が澄んでて気持ちがいい。
川に水があるときにだけもたらされる、投網パラダイス。その恩恵に浴した。

もう少しのんびりすればよかったが、5月の休日の水辺を堪能できてよかった。











posted by 進 敏朗 at 23:23| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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