2020年05月09日

水槽に稚魚

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確認された稚魚

屋外に設置している水槽を見ると、稚魚が1匹、発生していた。
アクリル製の、長さ90センチ、幅45センチのうち水を入れる部分は28センチ、水深は10センチの自作水槽で、だいたい25リットルの水が入っている。

ここに、エアーポンプなしで3匹のメダカが、昨年から生き残っていた。
あと、なぜかオタマジャクシが2匹いる。

メダカが3匹だけでは、ぜんぶがオス、あるいはぜんぶがメスの可能性もあるし、環境もあまり良いとはいえないんで、繁殖は難しいだろうと思っていた矢先、生まれたての稚魚が泳いでいたのだった。

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こちらは親魚

環境が良いとはいえない、というのは、広さが限られている上に、水が蒸発して深さが5センチを切ったり、あるいは夏の日射による高温、冬の凍結、など水温の変動が激しい環境や、掃除しないことによる藻の大量繁茂などが頻発する場なのだった。地下水が供給されて水量や水温が安定している第4次メダカ池とくらべて、かなりの過酷な環境だろう。そんな場で、メダカがまともに越冬して産卵、池で確認するよりも早く、稚魚が見られるとは驚きだった。

あらためてメダカのタフさ、繁殖力の強さを思い知った。

水槽は、池をつくる前の「プロトタイプ池」だったのだが、池ができた後も、間近に水辺の世界を観察するために窓のすぐ外に置いている。
何かのアクシデントで池が干上がった際の緊急避難の場にもなる。でもまあ、メインは池なんだからと、水槽の扱いがぞんざいになっていたのは否めない。

メダカにとってのすみやすさにつながるかは別として、底にたまった泥を少なくするなど環境に多少は配慮してやりたい気になった。


posted by 進 敏朗 at 23:01| Comment(0) | メダカ池記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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