浮草が増えてきた池
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が呼びかけられている。
前例のない異常事態。
そんなゴールデンウイークにステイホームしている中、庭を見ると、メダカ池に浮草が増えてきている。
それを見て、ここは池の水草とり、ならびに浚渫、周囲の草むしりをしてみようと考える。
ゴールデンウイークにはまだ蚊が出ない。
庭に出て、草刈りをするには良い季節。
この時期草刈りをしておかないと、蚊が発生し、草ボーボーの蚊楽園という、とんでもないことになってしまう。
池では、まだ稚魚は発生していないので、浚渫とか浮草除去、やるなら今のうちだ。
水草すくい
ホームセンターで購入しておいた、水槽の砂利掃除用の、ざる状に穴の開いたプラスチック製シャベルで水草をすくう。
浮草だけでなく、ぬるぬるした細い藻のかたまりが多数発生している。
池に水を流す過程で、長さ2メートルくらいの土の小川を設けているのだが、そこに隣接した畑から、肥料由来の窒素リンなど富栄養化をもたらす物質が、雨などの際に流入しているためと思われる。すこし、小川の長さを縮めてみるなどの対策を検討する。
ネットのほうが楽だ
しかし、先ほどのざるよりも、ネットのほうが水切れが良く、すいすいと水草をすくっていけた。
ワンドの奥とかに水草がたまっていたが、蛇口をひねって池への流水を勢いを強くし、手でかき混ぜながら池の中央部に浮草を流してすくい取る。
そしてざるは、池底に沈殿した汚泥の浚渫に威力を発揮。10センチほどの厚みをかき取ることができた。
浮草などを除去した池
さらには、池の上を覆っているモミジの枝を剪定し、池に光が差す部分を大きく。
このようにして約1時間作業し、にごり水を逃して、上の写真のような状態になった。
これで池の中の観察もしやすくなった。
年数がたって、池縁の砂利がやせ細り、池を囲むあぜシートが露出してきたので、砂利の補充もしなくては。
こうして過ごすと、けっこう時間もやり過ごせる。
ショウブの根元の浅場にメダカが群らがっている