若狭和田海水浴場(午後2時ごろ)
海水浴に、子どもと2人で福井県高浜町の若狭和田海水浴場に行った。
若狭湾には、海水浴場が点在しているが、砂が粗っぽい浜が多いなか、ここの浜は細かくて足裏にやさしく、いい感じだ。
筆者は鳥取県出身のせいか砂には少々こだわりがある(笑)。
島根半島の北浦海水浴場と似た感じの砂質、入り江の波静かな雰囲気。それを大規模にしたような海水浴場。
幅広い浜の奥には、食堂やシャワー、ロッカーなどを備えた本格的な海の家が並んでいる。
平日ということもあってか、人の多さはそんなでもない。
2016年にはアジアで初の「ブルーフラッグ認証」を取得したというこの浜。
それの影響か、外国人の水泳客カップルも。
これは鳥取県の海水浴場では見たことない光景だった。今後、外国人観光客が増えるということもあるのかも。
破損
パラソルを設置し、泳ごうとしたら、長年使っていた水中めがねのベルトがちぎれてしまった。
ゴムが劣化したようだった。ショックを受けたが、子どもが持っていた予備のゴーグルを借りる。
沖へ泳ぐ
沖の浮き島まで泳ごうということになり、浮き輪をつけずに泳ぐ。
ここは入り江で、上の写真のように波静か。この日は風も弱くて潮の流れもほぼなし。
泳ぎながら、ぷかぷか浮いて休むわけだが、その間に流されることはなく安全だった。
浮き島に近づく
泳ぐこと数分、100メートルくらい沖と思われる浮き島に到達。
水深は3メートルくらいだろうか。
足がつかない中、ぶじ到達して、子どもも誇らしげ。
浮き島から海水浴場の眺め
浮き島に上がり、夏雲上がる海水浴場を眺めた。
子どもは達成感で意気上がる。
さらにここから、岸と平行に50メートルくらい離れた隣の浮き島に泳ごうと相成った。
カワハギ
浮き島の底には、フジツボのようなものが付いており足を切らないよう気を付けた。
カワハギが上を向いて、何かを必死にかじっている。
魚をいろいろ観察した。
海を埋め尽くす豆アジの群れ
隣の浮き島に泳ぐ途中、豆アジの群れに遭遇。
海の中をびっしりと埋め尽くしている。何匹いるのだろうか。これでは、サビキ釣りで無数に釣れるはずだ。
浜に戻ってから、いろいろ魚を観察。
浅場のメゴチ
波静かな砂底におなじみのメゴチを、波打ち際まで追いかけるもよし。
ヒトデを拾うもよし。
小さなコウイカや、砂にもぐる砂模様をしたキンセンガニも発見。
遊び相手には事欠かない。
海には、陸上にはない異界感が満載だ。
ギンポ
親である筆者のほうが、魚探しに夢中になってしまった。
撮影が目的の、「魚捕り」ならぬ「魚撮り」。
ブロックの間にいたギンポを撮影し満足。
ただ、一昨年にベニガイなどを拾うことに成功した「水中貝拾い」(2017年8月5日「海から戻ったカメラ」参照)は、この日、同様の貝だまりを砂底に発見できず、不発に終わった。
5時ごろまで、3時間もほぼ海の中にいた。
海の楽しさを、子どもと共有できたのがいちばんの喜びだった。