高宮橋からみた犬上川(午前9時ごろ)
20日に続き、28日にもまとまった雨があった。
これで川には水が豊富に流れているはずだ。
軽くコアユの100匹は捕って快適に終えようとの、前夜からの思いは水のない川の現実に打ち砕かれた。
滋賀県河川ライブカメラでも確認したが実際は厳しかった。
28日の雨は近畿地方の大阪などでは30ミリ近かったが滋賀県の北半分ではさほどではなかったようだった。
ユリの仲間アルストロメリアが犬上河畔に
清流の友、カジカ
事前のテーマは「いかに快適に魚を捕るか」だったが、それは川の現実に合っていなかった。
軌道修正を迫られ、ならば芹川はと移動するが、まだコアユは少なくてニゴイの産卵期だった。
ニゴイ群れる芹川(午前10時ごろ)
天気はさわやかな晴れで気持ちがいい。
川にコアユがあんまりいないわけだから、どんなにがんばってもたかが知れている。
芹川の土手に咲く花
あきらめて、五月の晴れの川の景色を楽しむということでいいのではないかと路線変更を検討。
当初のテーマの遂行に固執して、いない魚を追い求めるのは賢くない。それは明らかだ。
枯れた河原にじわりと水がわく愛知川(午後1時ごろ)
帰りがてら、愛知川をのぞくと下流のほうは、コアユがいてもおかしくないくらいの水量はあったが、どういうわけか魚が見えない。
しかし考えてみると、4月にはすでに川で捕れるのに、5月にいないのは合点がいなかい。
もしかしてニゴイなどの産卵期を避けているのか。4月には先遣隊で遡上するグループがあるが、その次のやつはコイ類の産卵が終わってからやってくる、という川のすみわけがあるのか。考えてみれば、あんなにニゴイの群れがばんばん泳いでいたら、コアユだってやりにくいだろう。
ヨシをかき分け河原へ
それでもあきらめ悪く、水量がありそうな川を眺めようとした。
水温が高そうな川だったら、もしかしてコアユが来るなんてことはあるのか。
ホンモロコ
川に魚影があるので、網を打つとホンモロコだった。
ちなみに4〜5月、瓜生川や躰光寺川、山本川の一部では県の規則で捕獲禁止だがこれはそれ以外のエリア。
ホンモロコの産卵のピークは4月から5月の連休ごろまでだと聞いていたが、5月末でも盛んに産卵がおこなわわれ、多数川にのぼってきていた。
ヨシの奥でバチャバチャとけっこう派手な水はね音がするので何か動物がいるのかと思ったら、それはホンモロコが浅場で産卵のために立てている波紋だった。
産みつけられたホンモロコの卵
もしかして先日の雨は、コアユでなくホンモロコを呼び寄せる雨だったのかもしれない。
ホンモロコの産卵行動を見て、あまり捕りすぎるのはよしておこうという気にもなった。
成果
オイカワまじり、コアユも2匹だけ捕れ、計100匹以上、目方は1.5キロほど。
飴炊き、唐揚げ、南蛮漬け等で食べたが、飴炊きは、骨がだいぶ固かった。
唐揚げなら普通に食べられる。
ホンモロコも、コイ科の魚で、ニゴイもホンモロコも、同じような時期に産卵するようだった。
これらコイ科の魚が産卵を終えてから、梅雨時になってコアユが本格遡上するのかもしれない。
琵琶湖は、いろんなタイプの魚がいるなあと再認識した。


