
先月、三重県の伊勢湾に貝拾いに訪れ、拾った貝を見えるところに置いておこうと、標本箱づくりを行った。
従来は、小型のガラスびんに全部を入れていたのだが、貝には薄いやつや厚いやつ、大小いろいろあり、ぜんぶを一緒に入れておくと、薄いやつが割れたりして、分厚いやつしか残らなくなってしまう。
そこで小さなジップ袋に入れたりするのだが、保存にはいいが、観賞にはいまひとつなので、卓上に置ける標本箱を作ってみたくなったのだった。
無印良品に透明なアクリルのケースが数種類あり、その中から選んだ。ただその製品にはふたがなかったので、別にホームセンターで工作用プラ板を買い、寸法を合わせてカッターで切り、両面テープを一辺にだけ貼ってふた代わりとした。
両面テープを2辺以上に貼ると、こんどは中に入れたものが取り出せなくなったり、ケースの中の貝の位置をいいように調整できなくなってしまう。完全にふたが閉まらないので、ほこりの侵入が避けられないが、ここはまた工夫していきたい。
透明なケースだと、光が入るから、当然、色があせたりはすると思うけど、観賞用品として卓上の飾りにしたのだった。