
池全景(午後1時ごろ)
9月後半から時間がとれずどこにも行けていない。
初秋の釣りハイシーズンが過ぎていくのをただ見ている日々。
こんな時は、庭のメダカを眺めるしかない。
久しぶりに時間が空いたこの日、池をみると、ホテイアオイ(写真右側)の丸い葉はつやつやと緑色をしているのに、在来種のミズアオイ(同左側)は、早くも茶色く枯れてしまっている。
ホテイアオイのほうが、熱帯原産というわりには、もと東北の三陸地方に生えていた種から育てたミズアオイよりも、耐寒性を備えているのが不思議だ。

花房が取れている
ミズアオイのたくさんの花房には、種がついただろう。そう思って水中に垂れた花房を拾い上げてみると、実の部分が取れて、水中に落ちてしまっていた。
この植物は、こうやって枯れると穂先が水中に垂れ下がり、種を水中にまき散らすようにできているのか。
うまくできているものだなあ。
感心したが、この種は、アートプロジェクトの一環として送り返したりする必要があるので、まずいなと思った。

実が残っていた
そう思って探したら、まだ散逸していない実の房が2本、残っていたのでほっとした。
これを乾かして、種取りをしてみたい。