2017年10月08日

枯れたミズアオイ

池全景DSCN3869.jpg
池全景(午後1時ごろ)

9月後半から時間がとれずどこにも行けていない。
初秋の釣りハイシーズンが過ぎていくのをただ見ている日々。
こんな時は、庭のメダカを眺めるしかない。

久しぶりに時間が空いたこの日、池をみると、ホテイアオイ(写真右側)の丸い葉はつやつやと緑色をしているのに、在来種のミズアオイ(同左側)は、早くも茶色く枯れてしまっている。

ホテイアオイのほうが、熱帯原産というわりには、もと東北の三陸地方に生えていた種から育てたミズアオイよりも、耐寒性を備えているのが不思議だ。

ミズアオイ花房 DSCN3871.jpg
花房が取れている

ミズアオイのたくさんの花房には、種がついただろう。そう思って水中に垂れた花房を拾い上げてみると、実の部分が取れて、水中に落ちてしまっていた。

この植物は、こうやって枯れると穂先が水中に垂れ下がり、種を水中にまき散らすようにできているのか。
うまくできているものだなあ。

感心したが、この種は、アートプロジェクトの一環として送り返したりする必要があるので、まずいなと思った。

花房確保 DSCN3873.jpg
実が残っていた

そう思って探したら、まだ散逸していない実の房が2本、残っていたのでほっとした。
これを乾かして、種取りをしてみたい。
posted by 進 敏朗 at 13:44| Comment(0) | メダカ池記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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