2017年09月14日

赤水

DSCN3780-赤水.jpg

井戸掘削から2度目の夏が過ぎ、手押しポンプ内の赤い水が濃くなってきた。

以前から最初の2、3押しでは錆を含んだ水が出ていたが、今では絵の具を混ぜたような見事な赤水の滝がみられるようになった。2、3日使わないでいると、バケツ2、3杯分は水を出し続けないと透明な水は得られなくなった。

ここら辺の地下水は透明で、電動ポンプを通じてメダカ池に流している水には問題はない。
原因は鋳鉄製の手押しポンプの筒内の錆だ。

対処法をネットで調べると、シリンダー側壁に塗膜をつくる方法があった。しかし、井戸水を野菜づくりに使っているので、塗膜の成分でどんな影響があるのかわからない。それだったら赤水のほうがましかもしれない。

木玉を外して、ワイヤブラシで磨いてさび落としをすることが最も手っ取り早い対処法だ。もちろん効果は一時的。

あんまりひどくて手に負えなくなったら、井戸ポンプをステンレス製に交換するのも一案か。
しかしステンレス製ポンプ、各社製品を見ると、デザインに趣が感じられない。

雰囲気・存在感は鋳鉄製手押しポンプのほうがまさっている。
手押しポンプといえばこれ、というイメージが刷り込まれているのも大きい。
でも赤水問題は困ったもの。長く使っていくにはどうすればいいのかが問われている。


posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | 井戸記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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