
オオバナミズキンバイを取り囲むヒシ。沖にはハス群落
8月末から秋晴れの日が続く。
台風15号は太平洋側にあって、東日本は雨が続くが、近畿地方は、前線の西側にあり、台風の影響なのか乾燥した北寄りの風が強く、気温も上がらず涼しい。
烏丸半島を見ると夏の間、繁茂した水草が湖面を覆う。
まあよく生えたものだ。
浅い場所では、深緑色から茶色っぽい色をしたヒシがいちばん繁茂していて、黄緑色のオオバナミズキンバイが取り囲まれる形に。
水草のせめぎあいをまざまざとみる。
オオバナミズキンバイは、ただし岸辺にも生えるので、ヨシとのせめぎあいも生じる。
やや沖の場所にはハス群落が残る。
葉っぱの大きさが直径50センチくらいあるだろうか。

足元の水中を見る
そして足元の水中を見ると、在来種のクロモ? とかがある。
外来種のコカナダモも多いが、意外と在来種も負けていない。

撮影棒
さて今日は、自作の撮影棒を持参した。
網の部分の針金が折れてしまった、伸縮できるたもの柄に、自転車のハンドルにカメラを固定する用の部品をつけたもの。これに防水コンデジをつけ、水辺にのばす。

湖面の水草
撮影すると、湖面の世界が広がる様子が撮影できた。
湖中も撮ればよかったかもしれないが、深さが数センチしかなくて、水中にカメラを入れることが難しかった。

ドジョウを食べる習慣がやや下火になったと説明
琵琶湖博物館で「大ドジョウ展」を見た。
「大」というからには大々的な展示かと思ったら、一室で催されていた。
ひとくちにドジョウといっても国内で30種類以上いるとされ、シマドジョウの仲間は地方によって種類が異なることが判明したようだった。
しかし外見は判別不可能なほど似通っていた。
春に東近江市にコウノトリが飛来していたので、ああいう場所にはドジョウが多いのかと思った。
コウノトリは大きいから、1日でものすごい量のドジョウとか、ザリガニを食べるんだという。
ドジョウ、小川とかでは、1メートル四方の泥底に多いところでどれくらいいるのかなどが知りたいところだったが、魚の展示だけだったのでそれはわからない。
水槽は小石がひかれていた。琵琶湖博物館の技術力をもってしても、泥田の環境を再現した展示は難しいのだろうか。泥にもぐるドジョウの様子がみたかった。