2017年06月18日
政所茶
貯水量が少ない永源寺ダム
政所茶の新茶を売り出すイベントがあるというので奥永源寺に行く。
八日市から国道421号線を西へ、鈴鹿山脈へと入っていくと永源寺ダムは冒頭の写真のように、谷底に少量の濁り水を残すのみとなっていた。
川で鮎を捕るのを楽しみにしているので、はやく雨が降ってほしいものだ。
車やバイクでにぎわう道の駅
道の駅「奥永源寺渓流の里」はダム湖の上流にある。
車やバイクの人でにぎわっていた。
夏から全国5カ所の自動運転の実証実験場所にも選ばれた。
交通量も相当少ないんだろうと思っていたが、ここは三重県北部と湖東地域を結ぶショートカット道で案外往来が多い。筆者もこの道を通って員弁川に行くことも。
室町時代から続くという政所茶は、お茶の原種に近いという品種。
手摘みで茶葉が生産されている。
新茶販売では10軒以上の栽培農家と、滋賀県立大の学生、八日市南校の生徒がつくった新茶が並んでおり、試飲を行っていた。
飲み比べるが筆者には、多少の渋い、甘いくらいの違いはわかるが、、、。
印象としては、過度な甘さがなく、すっきりしている。
もともとの茶の味はこうだったのかも。
八日市南高では政所茶づくりに取り組んでいるが今年、はじめてこもをつけて玉露を生産、2日前に学校で販売会を開いたところ大人気を博したという。20キロを生産したが、大部分は2日前に売れ、販売会場では20グラム入り6袋を残すのみとなっていた。
政所茶(入っているのは県立大のお茶です)
ふだんコーヒー派だったのだが最近、ときどき茶を飲むようになった。
いま飲んでいるのは土山茶。滋賀は茶どころでもある。
そして帰宅し、地下水をわかした湯で政所茶。
庭木の枇杷をつまむ。
ちょっとした贅沢。
玉露はこれから楽しみにして飲みたい。
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