2017年06月17日

湖岸のコアユ捕り、沖すくい網

DSCN3099鮎漁の船.jpg
沖すくい網漁船(午前6時半ごろ)

6時半に湖岸に着き、さあ投網でコアユを捕るぞと思ったら、高見櫓の漁船が浮かんでいる。
沖すくい網だ。

沖すくい網とは、湖の表面にいるコアユの群れめがけて、鋼鉄枠の頑丈な網をしつらえた船を突進させて捕るという豪快な漁。コアユが表層に集まる6、7月が漁期という。

沖すくいというから、もっと琵琶湖の沖の方でやられているイメージがあったが、岸から50〜100メートルに4隻、岸に並行して加速。

その漁の方法は、高見櫓からコアユ群を確認するや、一気に加速、100メートルくらい進んで速度が最高潮になったところでアクセル休止と同時に船首の網アームをがっちゃんと降ろす。網が水の抵抗を受けて速度が緩み、停止状態になったところでアームを上げ、捕れた魚をすくい上げる。この作業のため2人の乗組員が必要のようだ。



映像を拡大して見ると、たもには3分の1か4分の1くらいコアユが入っているようだった。

一方、浜には排ガスの臭いがただよって、船が立てる波も来るし、どうもいつもの湖岸と様子が違う。

入った.jpg
魚が入った

こんな状況のなか魚が捕れるだろうかと不安だったが、やってみると案外、魚が入った。
1投目は22匹も入った。

ちょっと大きかった.jpg
ちょっと大きいやつも

大きめのやつも捕れた。魚体がきれいだ。あとで計ると14センチだった。

沖すくい網の影響で、魚が岸近くに逃げてきたのか?

そんなことも思った。

琵琶湖のコアユは大きくならないといわれるが、石浜では、石についている苔を食べて、川に上がったやつのように大きくなるのが可能なようだった。

冷水病の潰瘍が出ているやつも少々見られるようになってきたが、例年にくらべて魚体がきれいな印象。発症が遅れているのだろうか。

100匹を目標にいろいろ手を尽くしたが、3時間ほどで捕れたのは70匹くらい。

1投目こそ20匹以上捕れたが、網は1投目が勝負なので、あとは2匹とか1匹、しこしこ捕るしかない。さらには場所もいろいろと変えたけど、最初の一投を超えるヒットは得られらかった。

成果など.jpg
琵琶湖で撮ったコアユ(左上、左下)と、湖魚市で買ったコアユ(右上、右下)

帰りがけ、JAの直売所「おうみんち」で開かれていた湖魚市に立ち寄り、小さいコアユ100グラム120円で売られており、思わず300グラム買ってしまった。

何のためにコアユを捕りに行ったんだ?と思われるかもしれないが、売られていたコアユは上の写真のように、サイズがまったく違って、まったく違う食感、味わいがあるのだった。こうした小さいやつを手持ちの投網で捕るのは不可能だ。

まあ本当は、ビワマスはないかと見に行ったのだったけど、この日はビワマスの鮮魚は見られなかった。

半分を天ぷらに、半分を佃煮にした。
天ぷらをつくる際、卵を溶かしてから、水を入れるのにビールを混ぜたところ、炭酸の効果あってか衣がぱりぱりになり、好評で、30数匹分があっという間になくなった。

posted by 進 敏朗 at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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