2017年06月02日

天野川から犬上川

DSCN2992天野川.jpg
天野川(午前9時半ごろ)

昨晩、突風のあと雷雨となり、県内各地15ミリ程度のまとまった雨量。
これで川に多少水が戻っただろう。幸いなことに休日の前にこのような雨があり、これはコアユを捕る機会かもと電車で川に向かう。

天野川は、北陸本線坂田駅から、徒歩で行けるのでこういうときはいいかもしれない。

網を投じる.jpg
網を打つ

北陸線鉄橋の付近に下りると、水量はひざ下で渡河できるくらい。流心が右岸寄りに。

何かが捕れた.jpg
何かが入った

さっそく魚が入り、鮎とか、オイカワ、ヨシノボリだった。

DSCN3000鮎だ.jpg


サワガニ.jpg
サワガニ(リリース)

しかし後が続かないというか、なんか魚影が薄い。
今年はアユが捕れないと聞くからこんなもんか、と、30匹くらい確保して下流に移った。

DSCN3008やな.jpg
天野川のやな

するとそこには、近年撤去されたと聞いていたやなが設置されていた。
ここから上流50メートル以内と、川尻(河口)までは部外者が魚を捕ることは禁止と看板。
先ほど網を打っていた場所はここより2、300メートル上流だった。これでは、鮎が少なかったのもうなずける。
それにしてもやなの復活に驚いた。米原市では、やなの撤去を機に、県も協力してビワマス遡上を復活させるプロジェクトに取り組んでいたはずではなかったか。簡易魚道を設置したりしていたが、あれは一体どうなったのかと思わずにはいられない。

仕方がないので天野川はこれにてあきらめ、米原駅に引き返し、犬上川を目指す。

11時半の電車に乗ると、8分後に南彦根着。

DSCN3011犬上川.jpg
犬上川・今橋付近(正午ごろ)

駅から歩いて20分ほどで今橋に着く。そこは釣り人が並んでいるので、この場所より上流に行く。

DSCN3015とれた.jpg
捕れた

ひとつ上流の橋付近は人がいなかったので、ここで何度か網を打つが、やはり最初の一投が勝負で、あとは1〜2匹しか入らない。魚が少なく、型も小さいみたいで網に入らないようだった。

あとは歩いて下流側に移動し、青い橋の付近で投げ、終了。

名水で一杯.jpg
名水で一杯

帰り道、「十王村の水」をくんで飲むのも楽しみのひとつ。

DSCN3022コイ.jpg
名水池のコイ(水中撮影)

午後3時過ぎの電車に乗り帰宅。

DSC_5408本日の成果.jpg
本日の成果

オイカワまじりで80匹くらい、600グラムほどだった。

ちょっと鮮度が落ちて黄色っぽくなってしまった。
ジップ付き袋に穴が開いて破れていた。次回は気をつけたい。

半分は佃煮、半分は晩のメーンで天ぷらとした。
小ぶりなものが多かったせいか食べやすく子供に好評だった。
posted by 進 敏朗 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック