2017年05月15日

温玉とテナガエビ

東郷池.jpg
東郷池(午後5時50分ごろ)

午後から滋賀を出発し夕方鳥取県中部着。

昨秋の鳥取県中部地震で倒れた墓を直す工事があす行われることになり帰省した。

祖母宅への途上、東郷池に着いた。
車を降りると北風が吹いて、いやに涼しい。
午前中、滋賀にいたときはTシャツですごしていたが…。夕方だからだろうか。

調べてみると、この日彦根の最高気温が26.6度だったのに対し、倉吉では21.8度と、5度近くも違っていた。

滋賀と鳥取でこんな寒暖の差が出るとは珍しい。
何も考えずに薄着の服しか持ってこなかった。急場しのぎに作業用長袖Tシャツを着こむ。

温泉たまごづくり設備.jpg
温泉玉子づくりの泉

湖畔から温泉がわく東郷池。
そこには温泉を利用した温泉玉子づくりの泉があった。
80度のお湯が湧き出ているという。隣の温泉スタンドは、これから風呂に利用されるのか、お湯をくむ人の車が列をなしていた。

この温玉泉の存在をこないだの3月に知り、今回これを利用して温玉をつくってみようと、池畔のローソンで6個入りパックを買って持参した。

1個割れた.jpg
1個割れた

たもを手すりに立てかけて、パックから卵を取り出してたもに入れるんだけど、持ち上げるときに手すりに卵がカーンと当たって1個割ってしまうミスをおかす。

でも、1人でたもに卵を入れようと思ったら、たもを地面に置くか、手すりに立て掛けといてから卵を入れるしかない。卵を入れてからたもを持ち上げる際にそろっとやらないと割ってしまう。次、やるときは気を付けたい。

東郷池をみながらの温泉玉子.jpg
東郷池を眺めながらの温玉づくり

雄大な池や空を眺めながらの温玉づくりはリラックス感抜群(笑)。

20〜30分でできるといい、その間、テナガエビ釣りをすることにした。

湖岸とツバメ.jpg
池畔を舞うツバメ

1センチ以上あるユスリカが手にとまった。富栄養の池から発生する豊富なユスリカを追って、ツバメが池畔を飛び回っている。

仕掛け投入.jpg
温排水付近でのテナガエビ釣り

温泉スタンドや温玉施設からの温排水が溝を伝い池に流れ込んでいる。

豊富なミネラルを含んだ温水。深海底の熱水鉱床ではないが、そこには生物が集まりやすいのではないか?
そのようにみて石垣の近くに仕掛けを投入した。

釣れた.jpg
釣れた

すると数分後、ウキが動いていてテナガエビが釣れた。
ちょっと小さ目。

温泉スタンドのサンセット.jpg
湯気舞う温泉スタンドの夕暮れ

温泉玉子をつくりながらテナガエビを釣るとはなかなか新鮮。

夕暮れ.jpg
夕闇迫る池

卵を30分後に取り出し、さらに釣りを続けたんだが、今日はあまり釣れない。

けっきょく、1時間以上釣りをして2匹だった。シーズン的に早かったかも。

7時半に引き上げ、8時閉店のスーパーに駈け込んだ。温玉でうどんを作ろうと思ったが、「大山そば」があったので温玉そばを作ることにした。

あとは、賀露で上がった30センチのサバが198円。
滋賀ではまず手に入らない安く新鮮な魚を手に入れた。

テナガエビ天と温玉そば.jpg

急いで買い物をしたので、野菜果物なしの男料理になってしまった。
温玉は4つつくったので、2つも一挙にそばに投入。
温玉は、黄身がほどよい固さで白身はやわらかく、そばによく合った。

テナガエビ天は、衣がうまい具合に乗らず、見た目が唐揚げと変わらないが、皮のバリバリした感じと身のぷりぷり感がいい感じだった。

こうして東郷池の味覚を楽しんだのだった。


posted by 進 敏朗 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 山陰往還記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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