草津川工事風景
旧草津川跡地が確か今年4月に公園としてオープン予定だったと記憶していたのでどうなったかなと思い、立ち寄ってみると風景は激変していた。
草津第二小の裏から坂を上がって川を横切る道は、約10メートル下流に付け替えられており、そこから下流側を見ると冒頭の写真のようだった。市のバス「まめバス」の停留所も。
…あと1か月で完成するとはとても思えない。
しかし広い場所の建設風景は、まるでミニチュアの工事車両が砂場に置いてあるようで箱庭のような趣。
国道1号線トンネル跡地
振り返って、上流側に少し歩くと、国道1号線の草津川トンネルがきれいに取り払われ、車両が行き来している。矢板の向こうには、切断された天井川の断面が見える。
ありし日の国道1号草津川トンネル(2013年10月)
以前は、上の写真のような感じで国道1号のトンネルが、草津川の堤防を貫いていた。
これがかつての日常風景だったのだけど、なくなってみると懐かしく感じられる。
撮影時からもう3年以上も経過している。
いま東海道を歩く人が多くて、旧東海道はこの草津川の右岸沿いを通る。果たして、国道をまたぐ遊歩道等、分断されてしまった旧東海道をつなぐ方策はあるのだろうか。
ちょうどこの記事を書いているときにテレビで「ブラタモリ」がやっていて、神戸の湊川の天井川を切り下げることで川の東西の交流が進んだと紹介されていた。
草津ではいま、同様の天井川の撤去が進む。草津の場合は、少々事情が違うところもあって、国道1号は川の下を横切っていたんだけど、旧東海道は川沿いに並走していたので、天井川をまるまる取り去ってしまうと、旧東海道を歩く味わいが損なわれてしまう。
移転新築されていたお堂
天井川の堤防上、道路の脇にあったお堂は、道路の付け替えとともに移転新築されていた。
真新しいので、ぴかぴかだなあと思ったが、以前あったお堂と比べると装飾がだいぶ簡略化されている。
以前の堂(2013年10月)
そこから先に堤防を進もうとすると「工事が終わるまでは、ヘルメットなしには歩いてはいけませんよ」と、警備員から注意を受けた。そこでいったん堤防の下に降りて、下流側の東海道線近くまで回ってみることにした。
途中で見かけた、市キャラが描かれた草津市愛あふれる住宅の壁
商店街のアーケードからちょっと下流側の、以前は赤い橋だったところに行くと白い橋となっていた。
橋の上から見た光景
橋の上から見ると、堤防内の場所に駐車スペースと、商業施設の建物が3棟。
川の曲がりが見えないぞ。
2016年3月の風景
昨年、同じ場所から眺めた写真は上のような感じだった。
川の趣は大地に描く曲線、カーブの雄大さでしょう。こう思っていただけに、廃線、いや廃川ファンにとってはさびしかった。草津川といえば湖南アルプスの花崗岩の砂だが、白砂感に乏しい。
まあでも、完成したら素晴らしい空間になっているかもしれないし、水辺も新しく作られると聞く。たぶん4月ではないだろうけど、完成したら訪れたい。


