2017年02月04日
立春の比良雪嶺
立春となり、外に出たところ比良山が雪をかぶって美しかった。
これを写真に撮りたいと思って野洲川に出たが、案外、電線が山にかかったり美しく見えない。
そこでさらに下流に行くと、こんどは企業の看板があり、それを避けると工場があり、その下流には木立があり、中々ノーストレスで山を撮れる場所が難しい。
結局、川田大橋の野洲市側から、野洲川ごしに眺める構図に落ち着いた(冒頭の写真)。
望遠レンズで撮ったので、山が近づいて見える。
比良山と言っているが、じつはいくつかの峰の連なりで比良山系と言った方が正しいようだ。
地図をみて照合すると、真ん中に見えているいちばん高いピークが蓬莱山(1174メートル)。
右側の山の斜面に直線の筋が見えるがこれはびわ湖バレイにのぼるゴンドラで山頂は打見山(1108メートル)。スキー場は尾根の向こう側にあるみたいでこちらからは見えない。
比良山系の最高峰は武奈ヶ岳(1214メートル)だが、これはもうちょっと奥にあって、筆者のいる湖南側からは見えない位置にあることを地図で初めて知ったのだった。水辺にくらべ、自分の山岳への関心の薄さを思い知った。
ところで、見ようによってはこの写真、山のほうから川が流れてきていると思う人がいるかもしれない。
この写真では、川は手前から奥へと流れていて、じつは川と山との間には琵琶湖があるんだけどここでは写っていない。
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