2017年01月03日
湖辺初詣
初日の出、三上山と野洲川(1日撮影)
2017年となった。
今年も水辺との出会いを楽しみたい。
ということで、初日の出は近くの野洲川堤防から。
元日の朝、三上山を眺めたが到着がちょっと遅れてしまう。「曇り」の予報だったが、夜明けに目覚めると明るい光が差し始めたので、慌てて出たのだった。
滋賀県は冬場、けっこう曇りの日が多い。湖南地域でも、ひと駅ごとに、彦根方面に進むほど冬の天候は曇りがちになる、そんな印象がある。北西に琵琶湖があって北風が通りやすい地形のせいかもしれない。見慣れた鉛色の空が山陰地方と似ていると感じることがある。
元日の予想天気は隣の京都では晴れだったのに滋賀は曇りだった。そういうことも珍しくない。だけど、明けてみると意外に雲が少なくて明るい空だった。
初日を見てすぐに電車、バスで帰省。鳥取県でも晴れており大山がよく見えた。珍しく天気が良かった。
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そして2日夜には湖国へ戻り3日、初詣へと、兵主(ひょうず)大社に着いた。
兵主大社(午後2時10分ごろ)
来年に創建1300年という兵主大社。祭神は琵琶湖を渡ってやって来たという。
記念事業として1643年に建った現在の本殿の改修をはじめ、地元に伝わっていた野菜「兵主菜」復活、ホタルのビオトープなど幅広く取り組まれると紹介されていた。
水辺を復活の事業が広まっていてうれしい。
振る舞いのふなずし(ピンボケ)
この日は参拝者にふなずしがふるまわれていた。
湖国の神社の正月よ。
初ふなずしだ。スライスの切り口も鋭く食感、味ともよかった。
「ゆりかご水田」で栽培した米を原料とした酒も振る舞われていたが、車で来たゆえ固辞。
国道161号ごしに見る白髭神社の鳥居(午後3時20分ごろ)
参拝後、琵琶湖大橋を渡り、国道161号を北上、高島市の白髭神社に。約40分で到着。
駐車場の混雑が予想されたが、約300メートル手前の空き地が臨時駐車場となっておりそこに停めた。
まずは列に並んで参拝する。
国道が湖岸を通っており、神社や駐車場は山側にあるけど、湖岸に出ようと思ったら信号も横断歩道もない国道を横断しなくてはいけないので「横断禁止」の立て札がある。
しかし、湖岸に出たいのは人情、駐車の車が出入りする隙に渡る。
白髭神社の鳥居
この日は対岸はあまりはっきり見えない。
鏡餅
神前からおろされた鏡餅があったので、ふた切れもらった。
家にももちはあるが、神前に供えられたもちだと思えば、ありがたみがあるか。
食も豊かな湖岸の初詣となった。
〈おまけ〉湖岸の空
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