
琵琶湖の虹
12月初旬の温暖な日々は、この日を境に寒冷化。
琵琶湖博物館に行くと虹が架っていた。

虹アップ
チケット売り場で、年間パスポートが1500円であることを知らされる。以前は3000円だった。これは2回の来場で元が取れるのでお得。購入した。すると、パスポートとは別に常設展の招待券が1枚サービスされてさらにお得だった。

ビワマスのつがい
ビワマスが展示されているというので見に行くと、この7月からのリニューアルで導入された流れる水槽に、つがいが放されていた。オスのほうが体長50センチ強(目視)。メスは奥のほうにいる。
これまでもビワマスの展示はあったけど、普通の水槽だった。このたびは川の環境に似せた水槽での展示で流水の中を泳ぐ様子には趣があってよかった。
この水槽には夏場は、鮎が放されていたが鮎はもういない。ビワマスも、産卵すればすぐに死んでしまう。このビワマスも、間もなく産卵して死んでしまうかもしれない。

3頭いる
つぎにバイカルアザラシの水槽を見ると、アザラシが3頭に増えていた。
2頭は泳ぎ回り、右端の1頭は水面に頭を出し、なで肩を見せてじっとしている。

寝ている
餌でも待っているのかと思って近寄ってみると、目を閉じて寝ていた。
立ち泳ぎの状態のまま寝れるとは器用だ。
それにしても、いつの間に増えたんだろうと思って、通りがかった飼育係員さんに訪ねると、実はリニューアルのはじめから3頭いたんだけど、この3頭目は、裏の水槽で別に飼育していたんだという。
なんでも、最初から公開されていた2頭は福岡の水族館からやってきたが、3頭目は千葉県の鴨川の水族館から来たので、しばらくの間、慣れるまで別々にしていたそうだ。
それは知らなかった。ずっと「アザラシのペア登場」という触れ込みだったのに3頭目がいたとは…。
この3頭目はオスということで、オス2頭メス1頭という構成に。
何だかアンバランスだなと思ったが、この3頭目は33歳と高齢(他の2頭は13歳)という。
おじいさんなら問題はないのか。
アザラシは丸々としていて、しわがないので、見た目には若いのか年取っているのかがわかりにくい。
しかし目が悪いということらしく、あとで水槽を泳いでいる様子をみると、確かに目が白く濁っていた。

バイカル湖底のライブ映像
夏に訪れた際はバイカル湖岸が映っていたライブ映像画面は、こんどは200メートルの湖底の映像になっていた。これもバイカル湖博物館からの配信で映像が変わるんだそうである。見ていると、ヨコエビの類や魚など、光に集まってきているのか、けっこうな生き物が見られた。

屋上広場からの眺め
毎日、湖岸からくみあげられるプランクトンを見た。冬場は、植物性プランクトンが増えて緑色っぽいのが多いという。
訪れるたびに、いろいろ変化があって楽しめる。