
近所の公園のブランコの下に水たまりができている。
その形が四国、またはオーストラリアを連想させた。
ブランコの水たまりを、一種の地形として表現してみようと、「ブラン湖」ともじってみると、これは実在していて、フランスのシャモニーにある湖だった。そこで区別するために「ぶらん湖」とひらがなにしてみる。
ブランコをこぐ、子どもの往復運動によって、下の地面の土砂が年月をかけて少しずつ削られていき、このような水たまりが形成される。
雨の後なんかで、水たまりができるので乾くまでブランコが使えなかったりすることがよくある。
それならば、はじめからもっとブランコの板を高くすればいいじゃないかと思うかもしれないが、それだと小さい子供が使いにくくなる。どうしても小さな子供に合わすために、ブランコの板は低めに設置されている。
水たまりができるのを防ぐためには、人工芝をひいてみるとか、何か工夫すれば対策ができるかもしれないが、たいていはふつうの砂利なのでこうした水たまりができるのは必至だ。不可避の現象だ。
これは言ってみれば、川の水が少しずつ岩をけずって穴をあけるとか、そういう自然現象に近い動きではないだろうか。遊戯による地形の形成というものを考えてみた。
「ぶらん湖」は四国のような形になる。このように仮説を立ててみた。
なぜなら、2本のブランコは二筋の溝をつくり、それが連結されて、四国型になることが予測されるからだ。
道すがら雨後のブランコを見てそのようなことを思った。