2015年04月30日

中池見湿地

新緑の近江盆地を新快速が走り、近江塩津乗り換えで9時50分に敦賀に到着。

中池見湿地.jpg
中池見湿地

福井県敦賀市の中池見湿地を見に行く。駅から北東方向に徒歩約25分で到着。ラムサール条約登録湿地が、駅から歩いて行ける距離にある。きょうは休園日で、ゲートの横の獣よけ扉を開けて入った。

メダカ.jpg
水路のメダカ

水路はメダカ天国で、4センチ以上の、キングサイズのものが多い。極相林ならぬメダカ極相池の趣。
ここにいるメダカは、滋賀にいるやつとは系統群が違うのだろうか。

タニシも大型.jpg
タニシも大型に

水路に魚を捕るモンドリが仕掛けてある。これは、水草を食害するザリガニを捕獲するためのものであるらしい。水路に小さいやつが2、3匹見えた。

3年前にも釣りの帰りに同湿地を訪れたが、時間の都合で、奥にある池までは見なかった。今回、池まで歩いた。新緑の山に囲まれて、どこを撮っても絵になりそうだ。

湿地の池.jpg
池に近づく

メダカの群れがつくる波紋や、飛び立つアオサギ、カルガモなど。水面にガボッと派手な音と波紋が立つ。ナマズがそこかしこにいることがわかった。水は、山のほうからごくゆっくりと流れがあって、湿地東側の流出口へと流れている。山から水が湧き出していて、浅い水が枯れないのだろう。これだけの広さにわたってメダカが繁殖地ているところは、なかなか見られない気がする。


ナマズが悠々と泳いでいる


中池見湿地は、数万年にわたる泥炭が沈殿しており、広さはまわりの山を含めると約0.8平方キロメートル。滋賀県を4000分の1くらいに縮小した、ぐるりを山で取り囲まれた、真ん中に池のある平らな地形。形が似ているだけでなく、土地が沈降し続けているがために、池が土砂でうまってしまわず、長年にわたり存続し続けている点も似ている。

田んぼが切り開かれたのは江戸時代で、その時には、溝が掘られて水抜きがなされた。浅い池が残り、メダカやナマズも、これによって生息しやすい環境になったかもしれない。が現在、田んぼの水路に行っても、コンクリの段差でメダカやナマズなんかは見られない。ほ場整備がされる前の、昔の小川はこのようなものだったのだろう。

イトトンボ.jpg
イトトンボもいるぞ

見て回っているうちに、あっという間に午前中の時間が過ぎてしまった。茅葺き農家の裏から登山道に入り天筒山を目指した(続く)

ミツガシワ.jpg
ミツガシワ

ピンク色の土.jpg
土が肌色をしている
ラベル:メダカ ナマズ
posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 水辺を見る(滋賀以東) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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