2015年02月16日

日向山

石段の山頂手前.jpg
山頂まで石段が設けられている(午後2時40分ごろ)

栗東市の日向山(にっこうやま)に登る。
海抜220メートルで、平野の中におわんを伏せたような形をしている。
ここ近江盆地では登り口がすでに海抜100メートルくらいなので、高低差は120メートルくらい。
この山はかつての「ふるさと創生」で、石段が、登り口から頂上まで設けられていた。石段は、721段という。昨年11月に登った近江八幡の長命寺の石段(808段)よりもちょっと少ない。勾配も、長命寺に比べてそれほどきつくはない。緩やかなほうだと思う。
それでも、登り始めると、ハアハア息が切れて、何度も足を止めた。それでも、10分くらいして頂上の鳥居が見えてきた。短時間で決着するのが低山のいいところだ。

野洲川デルタと比良山系遠望.jpg
山頂からの眺め。野洲川デルタの平野に比良山系を望む

草津線の電車.jpg
草津線の電車

頂上は平らで広場になっていた。戦国時代にはここに城があったようだ。今では小さな祠がすえられている。
西北の琵琶湖方面の見晴らしがよく、雪の比良山系が一望できる。
きょうは遠くのほうまで眺望がきき、東北方面をみると、伊吹山が頭を出していた。

三上山と伊吹山.jpg
三上山(左)と、白い頭を出す伊吹山

この山は野洲川デルタの南側にあるので見晴らしがよかった。

ヤマガラ.jpg
ヤマガラ

山頂では、同じ方向に筋が入った岩が見られる。筋が縦向きで山体に垂直に刺さっているように見える。この筋にそって岩の崩壊が進んでおり、拾ってみると、厚さ2センチのタイル状になっている。こういう規則性は、熱い岩石が急に冷えて生まれたのだろうか。黄土色で、直線的な質感が、家の造成で使われる山土に混じっている石にそっくりで、花崗岩にみられるごま塩模様が見られない。

山頂の岩.jpg
山頂の岩

山頂の石.jpg
石片

山の南方は名神高速道路がある関係で、車の音が合わさった低音がずっと響いている。ジーと鳴く小鳥の声が騒音を緩和するかのよう。小枝に逆さにとまったりできるアクロバティックな小鳥。調べたら、ヤマガラのようだった。
山頂で休憩したあと、もときた道を歩いて降りた。登り始めた時刻から30分しかたっていない。
これだけだと、水辺とまったく関係のない低山めぐり日記となってしまう。
山すそを一周しようとして、北側に沿って右回りに歩きはじめたが、となりの山と尾根筋がつながっているようであきらめ、岩上神社で引き返した。

山すその水路.jpg
山すその用水路

ふもとの用水路には、シジミがびっしりとわいていた。コンクリ三面張りの川に、なぜこうしてシジミがわくのか不思議だ。

川底のシジミ殻.jpg
用水路の底。シジミの殻がびっしりと転がっていた

追記 このシジミ、調べてみるとどうも、各地の用水路や、琵琶湖でも増えているというタイワンシジミという外来種のようだった。


posted by 進 敏朗 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 低山めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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