2014年10月24日

ガシラ釣り

明け方.jpg
岬の日の出

アオリイカを狙って若狭湾へ北上。
2日前の時化はおさまり放射冷却でこの日の最低気温は敦賀10.6度、小浜7.9度。霧の大鳥羽を抜けると、内陸側と海側とで、車の外気温表示が3度も違っていた。標高差もあろうが、それだけ海辺は冷やされにくいみたいだ。

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消波ブロックに憩うイソヒヨドリ

1カ月ぶりとなるボート釣行は、風が弱く波もない、願ってもない天候に。
まるで野池にボートを浮かべるような趣。

駐車場代(1000円)を徴収に来たおじさんは「釣りしなる(釣りされますか)」と尋ねてきた。
筆者の故郷鳥取県と同じ「しなる」という方言がここ若狭地方でも聞かれ懐かしい。
谷及の浜には京都や大阪からのボートやカヌーの人がいたが、皆遠くに漕いで行く。
筆者は操船技術なく近くでやる。まあ堤防釣りの延長。

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豆アジの尾を想定した糸結び練習(前日撮影)

前回、尾に糸を結んだ豆アジが縄抜けされたことを反省し、事前に糸結び練習も行った。
足で糸を踏んでテンションがかかった状態でやるとやりやすい。

アジを磯周りで泳がせれば、朝マヅメだしふつうにイカが食うだろう。
そんな思いで先に豆アジを10匹ばかりサビキで釣り上げ、アジを付けて泳がせた。
しかし、すぐに来るだろうと思っていたアタリがない。いつまでもアジは元気に泳ぎまわっている。

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アタリがない(波紋はエサの豆アジ)

駐車場代のおじさんは、「いつもの5分の1か7分の1しかとれない」と、この秋のアオリイカの漁況について教えてくれた。それが裏付けられたのか。
だが波止には、釣り人が釣り上げた際に付いたと思われる墨跡が残っていた。
厳しい状況でも釣れる人には釣れるが、技術のない人には釣れないということだろうか。

ネンブツダイ.jpg
スズメダイの群れ

イカは期待できないかもしれないと、サビキを続行して豆アジをかせごうとしたが、すでに日が上がり、アジはどこかに行って、スズメダイの群れがきた。
大きな胸びれをスイスイと動かして、方向転換が得意のよう。
サンゴ礁には青い種類などがいるが、これは色が地味な磯の外道。

次の作戦として、昨晩用意したサンマの皮を細切りして、エサをつくっておいたものを、魚の頭を模したオモリが付いた針、ジグヘッド(1.8グラム)につけてブロックのほうに投げる。するとガシラ(カサゴ)が掛かった。
波がないので、ジグヘッドが水中でどう動くのかを観察すると、ゆっくりと沈んでいくので、投げて着水してから数秒待った方がいいということにようやく気付いた。

ガシラ.jpg
ガシラ釣れる

ガシラの食いつきは一気で巻き始めたときにはアタリがきている。
グググとアタリがあったあと、根掛かりになって、びくともしない。やむなく糸を切ったことも数度。根に入られるとはこの事か。

サンマの餌が尽きてしまい、クーラーのふたをまな板がわりに、釣ったアジをナイフで薄く削いでエサにする。アジのほうが、サンマよりも身が固くて付けやすい。どうかなと思ったが、ガシラは関係なく食いついてくる。

本日の成果.jpg
本日の成果

やや大きいのも釣れて、最長寸で22センチ。
しかし、またしてもイカが釣れなかった。本日はアタリもなく、数時間の間、アジは元気に海中を遊泳していた。
でもガシラが数釣りできたのはよかった。セカンドベスト。
浜に上がってボートを洗い、干してから取り込むと正午近くになっていた。

最長寸のガシラは刺身に。骨や頭は赤出汁に。
ガシラは頭が大きいので刺身は、魚体のわりに少ししか取れない。
煮つけと、小さいやつ5匹はから揚げ。ネットで明石漁協のページなどで料理法を調べた。

ガシラの口から.jpg
ガシラに入っていたカニ

出来上がった煮つけをみるとカニが口から吐き出されようとしていた。
釣った時には気づかなかったが、ガシラはカニも食べるようだった。こんなものを食べるために口が大きいのか。カニは岩場によくいるショウジンガニのようで、甲羅が割れていた。

家族の評価は刺身で高く、煮つけもまあまあ。
刺身はピンクで身が締まっている。
しかし姿まるごとのから揚げには魁偉な姿に微妙な評価だった。


ラベル:ガシラ
posted by 進 敏朗 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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