
朝、庭のメダカ池を見るとトノサマガエルがいる。
水中にじっとしており緑色の模様もあって水草に擬態しているのかもしれないが、その存在は丸わかりである。
しかし、そこにメダカが数匹通りかかるのだが、メダカは全く警戒心がない。平気で体や足の上を泳いで渡っている。カエルがもしメダカを食べようと思えば難なく食べることができるように見えるが、カエルはメダカを食べようという様子が見られない。
カメラを取りに家に戻るとカエルは池から外に出ており、人が近づいてきたのに気づいて池の水中に飛び込む。
きょう以外の日でもカエルは池の縁のしめった土手にいることが多かった。カエルはどうも水べりの土の上にいて、ダンゴムシとかそういった小さな虫を食べるのを好むようである。
陸上のほうがエサになる小さな虫が多いのだろうか。両生類として水中から陸上へと歩を進めたカエルの陸上を志向する様子が感じられる。