2012年07月04日

秋篠川

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所用などで出向いた先の川や水辺が気になる。
奈良は大和西大寺へ。近鉄駅で下車するとすぐに川があった。

南に向かって流れている。土地よりも4メートルくらい低い河床に、30度くらいの傾斜の法面が直接達している。これは滋賀の湖南あたりでは見たことがない。
地域によって川の護岸の形が違うのはどのような理由によるのだろうか。板チョコのようなコンクリートは滋賀でも見かける。土木の専門では法面の角度などで工法の呼称があるのかもしれないが、詳しくは分からない。

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流れを溯るカルガモ親子
法面の底には、幅約3bのライトグリーンのやや早い流れ。カルガモの親子が懸命に流れを溯る。水面の1メートル上まで草がなぎ倒されており、先日の雨で水量が激増していた様を物語っている。水かさがますほど、川幅が広がる形になるので急な増水に対応しやすいのかもしれない。

後で、地図で調べてみると秋篠川という川で、平城宮跡の西側をほぼ真南に流れていき、唐招提寺や薬師寺の東端に接し、そこから急に90度東に流路をかえ、関西本線郡山駅のちょっと北で、佐保川に合流する。川はそのあと大和川となり、大阪湾に注ぐ。
流路が直線状であることから、おそらく平城京建設時に、流路が固められたものと思われる。運河的な役割もあったのかもしれない、などと想像。

川のそっけない感じは、もともと人工河川であったことに由来するのだろうか。川の流れまで歩いて近づけない。そんな環境もあってか、市街地のすぐ足元で水鳥が悠々とたたずんでいる。
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近鉄電車とアオサギのいる風景


posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 水辺を見る(滋賀以西) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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