2012年06月21日

廃川を訪ねて 葉山川


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廃線、ではなく廃川となった葉山川跡

梅雨前線が活溌化し本降りである。
いつも車で通りがかる道路沿いに、天井川の遺跡のような気になる場所がある。川の堤防コンクリが途中で破断されているのだが、今にも奥から水が流れてきそう。雨の日はどうなるのかと、ついに車を降りて初めて川跡に降り立った。

ここは栗東市の葉山川である。天井川だったのを河川改修し、隣りの土地を深く掘り込み、今では真っ直ぐな川が流れている。その隣りに残る、天井川の遺構の上流はどうなっているのかと訪ねてみた。
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隣りの改修済み葉山川


100bほど上流に行くと、そこで河川改修の川は終点を迎えていた。ウオータースライダーのように、斜面を勢いよく流れる水。天井川跡は、遊具や防災倉庫が設置され、地区の公共の場所となっているようであった。

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天井川から改修済み河川へ、コンクリ斜面を流れる水。

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遊具や防災倉庫

天井川跡地の中に土盛りがしてあった。三面張のコンクリの中が約20メートルの区間にわたり埋められている。これでは、水が流れてくるはずがないのである。のぼってみると、川跡が一望できた。まるで、天井川川跡のモニュメントのようである。
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土盛りに登り、廃川を一望(下流方向を見る)

ここ滋賀県の湖南地域は、地質が崩れやすい花崗岩質であることから、天井川が多い。それらの多くは洪水対策のため河川改修が進み、平地化され、流路がつけかえられた。そんな中、ところどころに、まるで遺跡のように廃川となった天井川跡が残る。そうした「廃川」を、折に触れ訪ねてみようと思ったのだが、今のところ測量するとか地元の人の話を聞くとか確たる方法論はなく、ただ印象をつづるにすぎないが、目についたものをとりあげていきたい(不定期)。

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〈おまけ〉交通安全を呼びかけるロボ

posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 廃川訪ねて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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