シーズンが始まった迎えたホタル(拡大して頂くと中央やや上に光りの点がある筈である)
ホタルが出始めたという報を聞き、仕事からの帰りがけ、駅から歩いてホタルが見られるポイントに行く。
といってもたくさん歩くのではなく、駅前から、線路と平行な方向におよそ300メートル離れた「油池」の交差点の橋である。
ここはキショウブが生い茂る小川で、道路沿いなのでちょっと明るいが例年、ホタルがよく見られる。
まだシーズンの入りなのか、数は多くなかった。コンパクトデジカメを、「夜景モード」にして撮ってみたのが冒頭の写真。これでは何かよくわからない。撮影技術のなさを嘆くばかりである。
残念だったのはこの川の隣りに、湧水のいい川があるのに、コンビニが最近オープンして、明りが川を照らしてホタルがいなくなってしまったことだ。
「ホタルの町」を標榜するなら、川のそばに終夜営業の店は規制してほしいものである。最低でもホタルのシーズンは看板灯を消すくらいはしてもらいたいものだ。
「去年は出ていたのに、隣の川は今年はいないね」と、訪れた人の会話も聞こえてくる。
まちなかの有名なポイントは、発生がじゃっかん早いという。そのあたりは水温か何かの影響で発生が早め。そして一気に出て、一気にいなくなるという。それ以外の普通の場所は、これからの6月上旬にかけてが見ごろとなる。雨の後で草が露にぬれている時などがよくでる。またちょっと後にのぞいてみることにする。
帰りがけ、川の下を見るとネコがいた。と思ったら、そいつはダダダと走り出した。体が丸い。毛並みがふさふさ。目の周りが真っ黒。こいつは……
アライグマ!
あっけにとられている間に、走り出したそいつは10メートル先の排水溝のトンネルに姿を消してしまった。
写真に撮るのをすっかり失念してしまった。残念。毛並みが銀色っぽく顔つきもタヌキと違う気がしたのでアライグマだと思ったが、暗かったので、まあ正確にはわからない。
ペットが野生化したというが、こんな駅前にもいるのか。タニシでも食べていたのだろうか。そう思って帰途につくと、ごみ出しに来ていた隣りのHさんに出会う。アライグマを見たと話すと、「最近、守山や野洲あたりでもスイカに被害が出ているようだ」と話してくれた。
アライグマに食われたスイカは、小さな丸い穴が開いていて、アライグマは手で中身をかきだして食べるのだという。なんと困ったことよ。
これまで京都府大山崎町などで被害が報告されてきたが、ついに滋賀にも進出してきたのか?
まちなかの意外な生態系をみた晩であった。


