田中川
三重県の田中川を訪れた。
先日訪れた鼓が浦の近くで5キロほど南。
近鉄の千里駅近くにコインパーキングがあり、南に歩くと田中川の橋に出る。
広い干潟
田中川河口の右岸側には、広い干潟が広がっている。
潮が引いている時間帯。水が蛇行して河口へと流れている。
のびのびとした水の挙動を見やる。
泥の上
泥の上には、小さな巻貝ウミニナがびっしりと付いていた。
海岸
海岸に出ると、そこでは砂浜から水が染み出し、海に向かって流れができている。
満潮時に砂の中にたまった水が流れ出ているのだ。
砂の文様
大地に降った雨が陸地を削って川をつくる。
水のふるまいを見てのびのびとした気持ちに。
浜の大型植物
浜では、何やら見慣れない大きな植物がいくつも生えている。
リュウゼツランのようなまっすぐな葉で、とってつけたように花が出ている。
大ぶりな花
花からは香りはしない。
こんな植物が唐突に海浜に生えていてびっくりだった。
後で調べたがユッカのようだった。
「青年の木」として売られている観葉植物だが、海浜にこんなに育つとは強靭な生命力をもっているようだ。
ユッカ浜
原産地はメキシコはじめ、米国中央部の乾燥地あたりだという。
海浜の風景に、まるで荒野のような風情をかもしだす。こうして海浜の風景もかわってくのか。
養魚池
干潟の陸地側には、養魚池があり、水が抜かれて多数の魚が跳ねているのが見えた。
双眼鏡を使い、これを撮影してみることにした。
カメラのレンズに双眼鏡を密着させて撮影
だが、魚は動き回っているためうまく撮れない。
コイのようだった。もともと湿地であった場所を活用した養魚池と思われるが、今後は太陽光発電パネルを並べメガソーラーでもできるのだろうか。
農地につくられたソーラー発電
養魚池よりも農地よりも、今はソーラー発電という時代になってきたようだ。