2025年03月01日

田中川干潟周辺

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田中川

三重県の田中川を訪れた。
先日訪れた鼓が浦の近くで5キロほど南。
近鉄の千里駅近くにコインパーキングがあり、南に歩くと田中川の橋に出る。

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広い干潟

田中川河口の右岸側には、広い干潟が広がっている。
潮が引いている時間帯。水が蛇行して河口へと流れている。
のびのびとした水の挙動を見やる。

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泥の上

泥の上には、小さな巻貝ウミニナがびっしりと付いていた。

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海岸

海岸に出ると、そこでは砂浜から水が染み出し、海に向かって流れができている。
満潮時に砂の中にたまった水が流れ出ているのだ。

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砂の文様

大地に降った雨が陸地を削って川をつくる。
水のふるまいを見てのびのびとした気持ちに。

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浜の大型植物

浜では、何やら見慣れない大きな植物がいくつも生えている。
リュウゼツランのようなまっすぐな葉で、とってつけたように花が出ている。

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大ぶりな花

花からは香りはしない。
こんな植物が唐突に海浜に生えていてびっくりだった。
後で調べたがユッカのようだった。
「青年の木」として売られている観葉植物だが、海浜にこんなに育つとは強靭な生命力をもっているようだ。

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ユッカ浜

原産地はメキシコはじめ、米国中央部の乾燥地あたりだという。
海浜の風景に、まるで荒野のような風情をかもしだす。こうして海浜の風景もかわってくのか。

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養魚池

干潟の陸地側には、養魚池があり、水が抜かれて多数の魚が跳ねているのが見えた。
双眼鏡を使い、これを撮影してみることにした。

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カメラのレンズに双眼鏡を密着させて撮影

だが、魚は動き回っているためうまく撮れない。
コイのようだった。もともと湿地であった場所を活用した養魚池と思われるが、今後は太陽光発電パネルを並べメガソーラーでもできるのだろうか。

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農地につくられたソーラー発電

養魚池よりも農地よりも、今はソーラー発電という時代になってきたようだ。

posted by 進 敏朗 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 水辺を見る(滋賀以東) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする